盛岡食いしん爺日記
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12月22日、
明後日はもうクリスマスイブ。
時間がビデオの早送りの様に過ぎ去る。
ぼお~っとしている場合じゃない。
跳ね起きて皮膚科と内科へ。
やはり混みあっていた。
皮膚科を終えたらランチの時間。
19日に開店したスープカレーハウスしっぽ盛岡店」。
同じ日に開店した隣りの盛岡じゃじゃ麺専門店「じゃじゃおいけん」へ。
昨日は元気だった花が寒さで凍えていた。
花輪には有名人の名も。
Chris Rea - Driving Home For Christmas [Saxophone Cover] by Juozas Kuraitis
初めての店は、わくわくする。
カウンターとテーブルが一つ。
こじんまりとしているが、いい感じ。
カウンターに座り、茹で上がるのを待つ。
調味料が並び自分好みに楽しめる。
量は多めにした。
胡麻油、ラー油と酢を少々と一升漬けも。
「おいけん」という東京の三軒茶屋のじゃじゃ麵店。
その店で修業した岩手出身の方が里帰りして独立したと新聞に書いてあった。
「サンチャ」では、カレー粉が好まれているらしい。
青春時代、三軒茶屋を「サンチャ」と言った。
因みに新宿は「ジュク」と呼んでいた。
好みの味付けにして、ひたすら掻き混ぜる。
ごま油の香りにそそられる食欲。
もちもちの麺で美味しい~
カウンターに並ぶ人たちは、
まるで鶏舎の鶏のように食べる、食べる~
私も完食!
玉子を割って食べ終えた器に入れ、掻きまわす。
そして、スタッフに渡すと、チータンスープになってくる。
また自分好みに味付ける。
あ~二度美味しい。
満足して車の中でひと休み。
ふと思った。
「サンチャ」や「ジュク」は、もう死語なんだろうか?
7、8年前に言葉をひっくり返すのが流行っていた。
例えば、ビールが「ルービー」、今はどうなんだろう。
ところで、学生時代、新宿に建つ数本の高層ビルに驚いたが、
東京タワーから眺めると中層のビルが見渡す限り広がっていた。
誰だった忘れたが、海外の著名人が、
「東京は広がる村だ」と言っていた。
今は高層ビルが林立し珍しくもない。
関東大震災や空襲で大都市は粉々になった。
地方都市の方が江戸時代の街並みが残っている。
それでも、東京は路地に行くと江戸情緒を感じる。
関東大震災の後、大阪は「大大阪」と呼ばれた時代があった。
一時、人口は東京を抜き、世界有数の大都市となり、
贅を尽くし、技巧を凝らしたビルが続々と建築。
しかし、今ではその多くが解体の危機にあるそうだ。
「街は呼吸し生きている。」
そして、暮らす人が街を創る。
東京の姿が変わっても風情のある路地があり、
大阪には大阪らしいの街の雰囲気が漂う。
盛岡の中心部ではマンションの建築ラッシュ。
造り酒屋も更地になり、やはりマンション。
2軒の店は広い駐車場だった場所に建てられた。
大手資本のマンションではなく、木造りの建物が何棟か建ち、
飲食店のほかに色々なテナントが入るらしい。
その話にほっとしたのは私だけだろうか。
三軒茶屋の情報はこちら
………しっぽ盛岡店……………
盛岡市長田町8
11:00〜21:00 (L.O 20:30)
定休日: 月曜
2023年12月19日オープン