盛岡食いしん爺日記

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令和6年(2024年)が始まった。

特に期限が年末だった訳ではないが、

まだ仕事が終わらない。

予定では、昨年中に仕上げるつもりだった。

大晦日も元旦も一日中ではないが、

パソコンに向かっている。

少し珈琲で休憩しよう。

 

30日の午後、

肩がこるので散歩がてらデパートに行ってみた。

駐車場は混み、賑わっている。

巨大なコンクリートの蜂の巣の様に

慌ただしく人が出入りし、

年末らしい光景が戻っていた。

盛岡のデパート「カワトク」の隣、

別館cubeⅡの1階にあるカフェに入った。

ネルドリップ珈琲で知られる機屋(はたや)の支店「HATAYA demi」。

ここもけっこう長いと思う。

 

 

 

 

黒いオルフェ · ダイアナ・パントン

 

 

 

 

 

 

 

 

デパートの本館と別館の間にある通り側に座った。

 

 

裏手にあたる道を歩く人は少ない。

地下の駐車場に入る車が列をなしている。

通りを眺めていた。

学生時代、新宿の西口のビルにある喫茶店で、

よく友達と人の流れを眺めていた。

呑み明かした朝、

友達と珈琲を飲み、タバコを吸いながら、

サラリーマンの出勤風景を眺める事も。

駅に向かう人たちは、みんなつまらなそうな顔。

こんな風に毎日、決まった時間、

ネクタイを締めて会社に行くのは嫌だと言いあっていた。

しかし、その後、

二人ともスーツにネクタイを締めた。

 

 

 

学生時代の正月は寒い岩手に帰省した。

何せ、元旦はもとより、2日ぐらいまで店が開かない。

通う定食屋、町中華は3日でも休んでいた気がする。

実家ではご馳走にありつける。

お盆はともかく、周りの友達も帰省していた。

子どもの頃の大晦日は大掃除。

夕飯前に神棚に向かって手を叩く。

紅白歌合戦を見て年越し蕎麦。

雪道を歩いて近くの神社にお詣り。

年が明けると親戚が集まり、昼から宴会。

母は大忙し。

子どもたちはお年玉にわくわく。

いつ頃からか、

私にとって大みそかは特に紅白でもなく、

正月らしい光景が希薄になってきた。

 

ネルドリップで丁寧に淹れられた珈琲が

テーブルに置かれた。

その名も「盛岡ブレンド」。

 

 

そしてガトーショコラ。

 

 

綺麗な姿なので、

俯瞰したり、

真横から見たり、

可愛らしい後ろ姿を撮ったり。

 

 

 

 

 

 

美味しい珈琲とガトーショコラで、

子どもの頃、学生時代と昔を振り返った。

年を重ねるにつれ、

時節の節目が曖昧になってきた。

思えば暮らし自体もメリハリがなくなってきた。

そんな気がする。

大晦日、元旦も少し仕事をして、

2日、3日は正月らしく過ごしてみよう。

まずはごろごろ寝正月で、ゆっくりしよう。

元朝詣りに温泉もいい。

そんな事を思いながらの帰り道。

 

 

 

 

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