盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
いなだ珈琲舎で待合せたのは、
「消しゴムはんこ」作家のはたけださん。
パン教室などでも活躍中。
いなだ珈琲舎は、隣の建物からここ「松栄館」に移転。
1階には「松毬(チチリ)-chichiri‐」という花屋。
松毬とは松ぼっくりのことで、ちちりんとも読むそうだ。
2階には「書肆(しょし)みず盛り」
設計事務所「CATALYZE DESIGN(カタライズデザイン)」さんが営む本屋。
もとの建物をリノベーションした松栄館には、
とても魅力的な店が入っている。
HAUSER - Intermezzo from Cavalleria Rusticana
いなだ珈琲舎はカウンターとテーブル席がある。
カウンターの奥に座ると、はたけださんもやって来た。
落ちつく雰囲気。
飾られていたはたけださんの作品。
来月は一関市でワークショップを開くそうだ。
カウンターの入口の片隅に、
昔お世話になった方が座っていて挨拶。
戻ってはたけださんと仕事の話を始めた。
すると、名刺をお願いしている会社の人も現れた。
また挨拶。
Facebookで知り合ったつきあいの濃い人が言い放った名言。
「いなだ珈琲舎は、人間交差点」
私は夏の終わりにレモンスカッシュ。
レモン香る清涼感。
ひと口ごとに夏が喉を過ぎていく。
今年は残暑厳しい夏だったが、
北国の秋は、すぐ肌寒くなる。
プリンの恋。
秋の味わいのマロンプリン。
デンマーク産のクリームチーズと生クリームもいい。
はたけださんは、珈琲としあわせチーズケーキ。
その名のとおり、
食べ始めて幸せを噛みしめているような微笑み。
食べながら飲みながら仕事の話も一段落。
すると、「こんにちは」と入ってきたイラストレーターのさいとうさん。
カウンターに手招きした。
そして2人を引きあわせた。
名刺交換しながら、はたけださんは、「おめにかかれて嬉しい!」を連発。
そう言えば、かれこれ7,8年前、
さいとうさんとの出会いもいなだ珈琲舎。
隣同士に座っていると、マスターに紹介された。
思えばそれから一緒に仕事をすることになったのだ。
確かに「人間交差点」。
さいとうさんはカフェ・オーレ。
いなだ珈琲舎さんに仕事で来たのだが、
ひと息入れるつもりだったらしい。
しばらくして私たちは、それぞれの用事に向かった。
2階の「書肆(しょし)みず盛り」で植物画の展示があるそうだ。
今度、時間のある時に来てみよう。
そうそう、1階の松毬に寄って行こう。
小さなサボテンの月影丸が太陽を求めて斜めに長く伸びてきた。
角度を変えて置いたら、また曲がり、
このままではくの字になってしまう。
相談してみよう。
いなだ珈琲舎
〒020-0874 岩手県盛岡市南大通1丁目12−18 松栄 館1階
https://www.instagram.com/inadacoffeesya/
松毬-chichiri-
〒020-0874 岩手県盛岡市南大通1丁目12−18 松栄館
書肆(しょし)みず盛り