盛岡食いしん爺日記
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色々あって入院。
巨大な病院から無事に外へ出た。
その夜、どうしても食べたくなった「そば屋さんの中華そば」。
目指したのは、中の橋通りの通い慣れた「北田屋」。
暖簾を潜る。
「久し振りですね~」と店のご夫婦。
簡単に入院のことを話した。
外へ出たら食べたくなったのが「中華そば」と言って注文。
「お待ちどうさまです」と奥さんが運んできた。
透きとおったスープ。
「あ~美味しい~」と声になる。
病院の食事は米の一粒も残さず食べた。
でも、退院したらあれを食べよう、これを食べようと思っていた。
一歩外へ出たら、
どうしても食べたい「中華そば」。
カメラを持って行かずにスマホで撮影。
食べ飽きない味。
あっという間に完食。
幸せ気分だった。
そう言えば病院でも麺の日があり、
そばが出た。
とろろつきで美味しかった。
と思い出した途端、そばも食べたくなった。
すぐさま「もり、1枚!」と言った。
そうそう、この味。
豊かなそばの風味といい喉越し。
夏のある日、昼に食べに来たら、
隣のテーブルの中年男性は二人とも、もり3枚だった。
La Mar · Ray Conniff
盛岡のそば屋さんの中華そばをよく食べる。
北田屋では、中華そばの「そば定食」。
直利庵では、中華そばより、カツ中華をよく食べる。
しばらくたってもころもは豚肉を離さない。
スープが染みて美味しい。
カツが入ってもスープは透き通ったまま。
不思議だ。
三店目は「橋本屋本店」。
ここでは、ワンタン麺が好きだ。
いつもワンタンを数えようと思うが、
食べているうちに忘れてしまう。
8個ぐらいだろうと思っていたが、
ある日店の人に聞いたらなんと10個!
麺もたっぷりで大満足。
どうしてそば屋で中華そばを始めたのだろう?
調べてみると、大正時代には始まっていたそうだ。
丼ぶりものを出すようになったのも同じ頃らしい。
そば屋が色々なメニューを掲げ、食堂に変わっていった。
ともかく私にとって中華そばを食べ、
そばも食べられるなんて幸せなこと。
おまけにカツ丼や天丼も。
好きな物が色々食べられるからよく行くことになる。
そして、皆様つくづく健康第一ですね~
北田屋
〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目3−25
直利庵
〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目12−13
橋本屋 本店
〒020-0015 岩手県盛岡市本町通1丁目16−6