盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡の北の方にでかけ、用事が済んだ。
サラリーマン時代は、仲間と一緒に仕事の喜怒哀楽。
今はフリーランス。
あれこれとひとり気になる。
ピタッと止まりにくい水道の蛇口の水切れや爪のささくれの様に。
そんな時は、自分で心を落ちつけるしかない。
美味しい物でも食べるに限る。
滝沢市とは街並みがつらなり、盛岡市との境界がよく分からない。
「マイヤーリング」は滝沢。
【小野リサ】Sá Marina
<音楽が出ます。音量に注意>
ヨーロッパのアルプスの中腹に建つ家の様だ。
と言っても行った事はないけれど。
店は花々に囲まれている。
入口で迎えてくれる熊さんのマスクが外れている。
そうそう、こんな感じの表情だった。
マスク姿ばかり見ていると、
見覚えのある顔でも忘れてしまいそうだ。
マイヤーリングの奥に小さなカフェがある。
選んでいると、いつもは厨房でケーキを作っているオーナーが、
店に出ていた。
思い切って青森県の五所川原の松橋さんのことを話した。
東京で製菓の専門学校の同窓。
和菓子の「葉山」を営む松橋さんから聞いていた。
すると、とても真面目な方でしたという。
忙しそうなので手短に話を切り上げた。
今年も五所川原の立佞武多を見に行きたい。
いつも夏に行くので春、秋のお菓子を食べて下さいと、
2度も五所川原から送ってもらった。
そうそう今年はマイヤーリングのお菓子を持っていこう。
奥に行き座った。
今日も長くはいられないが、短くても心安らぐ時間。
いつも庭は色々な花が咲いている。
今日見つけた雀。
庭に何気にいるうさぎは知っていた。
来たあ~
目当てのスイカのケーキ!
なんと運よくスタッフが「今日からなんです」。
地元のブランド、滝沢スイカをふんだんに使っている。
真夏の楽しみ。
ビジュアルが美味しさを物語る。
見ているだけで湧き上がる幸福感~
角度を変えて見た。
飲み物は冷たいアールグレイ。
先にひと口。
う~んいい感じ。
マイヤーリングの珈琲も好きだが、紅茶は実に美味しい。
さて、次はスイカのケーキ。
種はチョコレート。
始めて見た時、本物かと見間違えた。
みずみずしいスイカ。
クリームは甘さ控えめでサクサクの後に続く甘味。
心地よい食感。
生地はきめ細かく、全てが一体となっている。
美味しい~
自然に2個はイケる。
ホールでテーブルに置いたら、とんでもなく食べてしまいそうだ。
地元の滝沢スイカを使った絶品スイーツだと思う。
もうすぐ立佞武多が始まる。
五所川原へ持って行こう。
いつもの様に焼き菓子も買ってマイヤーリングを後にした。
幸せの時間はあっという間。
さて、ビジネスモードに切り替えだ。
午後3時過ぎ。
買ってきた美味しい焼き菓子で、またほっとする。
今日は、まだまだ頑張るぞ!
マイヤーリング
滝沢市土沢525