盛岡食いしん爺日記
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盛岡には、
古い喫茶店や個性的なカフェが多いと思う。
珈琲が好きであちこちに入る。
何度か行くうち、「いつもの」と言う感じになる店も。
でも、店の人とは、せいぜい挨拶とひと言話す程度。
前は、カウンターに座ってマスターと話す、
そういう店は、なかった。
8年ほど前、初めて世間話をしてほっとする店ができた。
それが「いなだ珈琲舎」だ。
だからブログにはよく登場する。
Le temps de vivre (Bande originale du film "Le temps de vivre") · Georges Moustaki
以前は、隣のビルの1階で、
開業100年以上の盛岡劇場の真向かいだった。
昨年の2月に事務所だったすぐ隣の建物がリノベーションされ「松栄館」ができた。
1階に「いなだ珈琲舎」と花屋の「松毬 chichiri-」。
2階には設計事務所と本屋の「書肆みず盛り(しょし みずもり)」
松栄館の向かいに老舗の「丸基屋」がある。
今日は、いなだ珈琲舎に行く前に、
テレビでも紹介され人気の「黒平豆大福」を買った。
これが美味しい。
甘さを抑え、ほのかに塩気を感じる。
大粒の地元でとれる黒平豆。
しっとりとして味が濃い豆だ。
八幡の通りから盛岡劇場に続く通りは
料亭「喜の字」、魚屋が営む居酒屋「鈴徳」、割烹「惣門」などがあり、
「大和旅館」やまち中華の「蘭々」なとのほか飲食店が並ぶ。
盛岡らしい雰囲気があるが、あまり観光客を見かけない。
そして、いなだ珈琲舎へ。
今日は、マンデリン100グラムを買い、
珈琲とチーズケーキを食べるつもりでやってきた。
カウンターとまだ座ったことがないが、
テーブル席もある。
奥の端が空いていた。
座ったのは2時半頃だった。
賑わっていてマスターもスタッフも忙しい。
珈琲は勿論、ホットサンド、オムレツなどとも聞こえてくる。
豆を買いに来る人も。
一組が出たかと思えば、入れ替わる様にお客さん。
マンデリンのいい香り~
来た来た!
マンデリンをひと口。
苦み酸味とかを色々語るより、とにかく喉越しがいい。
するする飲んでしまう雑味のない珈琲。
そして、艶々のチーズケーキ。
口の中でとろ~り。
多く語るより、写真で見た方が分かりやすいだろう。
珈琲とチーズケーキを交互に。
この時間、周りの声が消える。
口の中の世界を楽しむ。
豆が挽き終わった。
さて、そろそろ帰るとしよう。
忙しい中、一つだけマスターに聞いた。
「テラス席は?」
やはり、あまりに暑いので一時取りやめだった。
「御馳走様でした」
「ありがとうございます。」
5月に来た時はプリンを食べた。
「マンデリンとプリンの恋」
マンデリンとプリンは、なかなかいい組み合わせだった。
いなだ珈琲舎の心遣い。
トイレや電話で席を立っと、冷めないようにお洒落な蓋。
時々関東などから訪れる人もいる。
今や名店の一つ「いなだ珈琲舎」。
いなだ珈琲舎
〒020-0874 岩手県盛岡市南大通1丁目12−18 松栄 館1階
松毬 -chichiri-
〒020-0874 岩手県盛岡市南大通1丁目12-18 松栄館
書肆みず盛り(しょし みずもり)
020-0874 岩手県盛岡市南大通一丁目12-18松栄館2階
CATALYZE DESIGN
020-0874 岩手県盛岡市南大通一丁目12-18 松栄館2階 020-0874