盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

月曜のせいなのか盛岡駅前の病院が混んでいた。

11時に診察券を出し、終わったのが1時頃。

久し振りに盛岡駅ビルに行ってみた。

ついでに、書店で自分の本の売れ具合をチェック。

後は、ぶらぶら。

 

 

 

Carpenters - I Won't Last A Day Without You

 

 

 

サラリーマンたちが、ぞろぞろと仕事場に帰っていく。

飲食店は混んだのだろう。

コロナ前の光景の様だ。

 

人波が切れた所でカメラを向ける。

 

 

どこか駅ビルでランチにしようと思っていた。

「ん!」

煮えた醤油の匂いに誘われた。

立ち食いそばにしよう!

昔はどこに行っても駅のホームにあったもの。

今、地方都市では殆ど見当たらない。

駅ビルのここにあったそば屋も閉店した。

その後を継ぐようにできた「そばの花」。

盛岡の老舗そば屋「東家」さんの系列店だそうだ。

 

駅の中からの入り口。

 

外からも入れる。

 

 

ちょっとわくわく。

温かいエビ天そばといなり寿司。

すぐできる立ち食いそば。

開店した頃は、かき揚げそばだった。

 

高校時代、財布を特別な時以外は使わなかった。

たいていポケットにじゃらじゃら。

友達と駅でよく食べた。

部活もしていないのに空腹だった。

3時間目が終わると早弁。

昼休みは体育館に行ってバスケット。

汗まみれで教室へ。

 

帰り道、駅の待合でひと休み。

あの醤油の匂いに腹が鳴る。

ポケットに手を突っ込んで取り出し、

友達の掌の硬貨と併せて2人分あればニンマリ。

あの頃、訳もなく笑ったり、

誰かのひと言で傷ついたたり、

一週間が長かった。

 

今日は、コロッケそばとかき揚げが候補だったが、なぜかエビ天にした。

 

 

東家のそばだけあってしっかりしたそば。

昔のつなぎの多いそばとは違う。

風味もよく美味しい。

つゆも出汁がきいている。

 

 

 

 

いなり寿司も美味しい。

 

 

そう言えば誰かが話していた。

一関の駅のそばが無くなりかけたが、

近くのそば屋が引き継ぐとか。

一関には毎年2度は出かけている。

今度、行ってみよう。

 

 

駅から少し歩いてみた。

盛岡の人にとっての故郷の山、岩手山。

気がつけば山麓は緑。

雪の欠片も見えない2038メートル。

 

 

学生時代、山の手から新宿で小田急線に乗り換え。

立ち食いそばをよく食べた。

出勤前のサラリーマンと肩を並べて一気に喉へ流し込む。

何とも言えない美味しさだった。

あの頃には財布を持つ様になっていたが、時計はしていなかった。

駅や店にも時計があった。

試験の時も教室の時計。

就職試験の時は、どうしたか記憶がない。

たぶん持って行かなかった気がする。

ただデートの時だけは、しっかり腕に巻いていた。

想い出が蘇る絶滅危惧種の立ち食いそばよ、永遠に~

 

 

 

そばの花

 
 〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44 盛岡フェザン おでんせ館 1階

 

https://fesan-jp.com/shop/shop249.html

 

 

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログへにほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 盛岡情報へにほんブログ村

にほんブログ村 スイーツブログへにほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログ 東北食べ歩きへにほんブログ村

美味しいものなんでも大好きグルメなコミュ グルメブログ・テーマ
美味しいものなんでも大好きグルメなコミュ