盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

久し振りに雨。

そんな中、紫波町へ。

小麦で珍しい「もち姫」という品種の圃場の見学と試食の会があった。

「紫波町フィールドツアーと試食イベント」

麦秋を体感し、もちもち姫うどんを味わう会。

主催は、農林水産省 農林水産技術協会議事務局 研究推進課産学官連携室

東北地域農林水産・食品ハイテク研究会

とあり、共催が岩手中央農業協同組合と書いてあった。

とにかく農林水産省が関係しているらしいが、これだとよく分からないなあ~

 

 

 

 

U Turn · Joe Sample

 

午前10時半。

雨は降り続く。

マイクロバスで小麦畑を見学。

 

 

雨模様。

スタッフは大変だ。

 

 

麦秋は、秋の季語だとばかり。

初夏の小麦の収穫の時期だった。

そろそろ収穫が始まるらしい。

この品種は、黄金色になりきらないそうだ。

 

 

 

 

小麦の中でも「もち小麦」という種類があり、

もち姫は、珍しいもち小麦。

薄力粉は、お菓子。

準強力粉、強力粉、超強力粉は、ラーメン、パンなどに使われる。

もち姫は中力粉で、うどんが適しているそうだ。

 

 

小麦畑を見た後は、志和稲荷神社へ。

お詣りしたり散策したり、自由時間。

ガイドの方から、昔、この辺りでは水資源が限られ、争いが絶えなかったそうだ。

お稲荷さんの狐の耳なども欠けており、争いの跡と言われている。

今は山王海ダムがある。

紫波の農業を語るうえで大切な水の歴史。

それで見学のコースに入っていた。

 

 

 

 

 

樹々の緑、苔の深い緑が雨に映える。

とても綺麗だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹齢数百年の杉の木肌も雨に濡れ、迫力を増す。

神社の境内は神々しかった。

 

 

お詣りの後は、パネルディスカッションがあり、その後いよいよ試食タイム。

参加者には若い人達が目立った。

 

 

各テーブルに「もちもち姫うどん」の登場!

 

 

小麦を感じて艶々、その上いい喉ごし。

美味しい~

 

 

あっという間に食べた。

試しに聞いてみた。

「お代わりなんて、できるんですか?」

「はい、たくさんありますから大丈夫です」

ほどなく2杯目。

お代わり希望の方には次々と届けられて行く。

 

 

 

 

すでに市販されている食パンも。

もちもち、しっとり、美味しい~

 

 

お菓子作りの実演も始まった。

 

 

もち姫100%のおやつ。

水だけで練り、きな粉をまぶして完成。

 

 

各グループに分かれていたが、

参加した皆さんから「餅とひっつみの間みたいだ」という声も。

なるほどと思った。

「これなら、小さな子やお年寄りが食べても安心」と話す人も。

幼児食、介護食としても出せるだろうという人も。

 

詳しく書けなかったが、

農研機構東北研究センターが世界で初めて開発した「もち小麦」とのこと。

これを使って製粉し麺にしたり、

パンやお菓子にしたりと売り出して行こうという趣旨なんだろう。

そして紫波町で、作付面積を増やし農業の活性化を目指す。

品種研究開発、生産、製粉、製麺から販売と色々な方が関わり、頑張っているものだ。

そんなことに感心しながらの盛岡への帰り道。

まだ雨は降り続いていた。

 

<お土産にいただいたもち姫の粉>

 

 

 

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