盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意>
I'd Rather Leave While I'm In Love · Rita Coolidge
仕事も終えた夕方。
観光客の気分になって街をドライブ。
ゴールデンウィークが始まり、他県のナンバーが目立つ。
観光バスも走っている。
日毎に街の並木は黄緑から緑色になる。
石割桜もすっかり葉桜で街の人は素通り。
それでも観光客らしき人達は写メを撮る。
盛岡に来て何を食べるのだろう。
わんこそばも賑わっている。
桜山と呼ばれる場所にある「じゃじゃ麺」の老舗も長蛇の列。
メジャーになった盛岡冷麺。
陽が沈み街は灯りがともる。
稲荷町の「ぴょんぴょん舎」へ行ってみた。
玄関にはつつじ。
近頃は「桑の葉冷麺」や温麺をよく食べる。
季節のメニューから「白えびと大葉のチヂミ」。
富山湾の白えびは、今から夏まで最盛期。
食感もいいし、大葉とよくあう。
綺麗な断面。
ねぎ塩タンを焼く。
別の皿で来るねぎ。
焼き上がってのせる。
塩タンの脂の甘味がひきたつ。
頼んだ物が次々にテーブルに並ぶ。
いつも冷麺は、焼肉を食べてからオーダーする。
今日は忘れて一気に頼んでしまった。
「盛岡冷麺」別辛。
出来たてのつるつる。
コクのあるスープと麺の喉ごしを楽しむ。
少しずつ辛みを足す。
プルコギとキムチのキンパ。
海苔とほのかにごま油の香り。
これが食欲を刺激。
テーブルに並んだ料理を一気に食べてしまった。
やはり、盛岡冷麺は後で頼めばよかった～
近くのテーブルに両親と２人の子。
冷麺やチヂミがいいとメニューを見てわいわい。
聞き耳を立てていたわけじゃないが、
「ほんとに冷麺食べるの？辛いよ」
まだ幼稚園かな。
母親に「食べる！」
「大丈夫かなあ～」
しばらくしてスタッフを呼び注文。
飲み物から色々と頼んだ様だ。
レジに向かいながら思った。
メニューを見て迷うお客さんに、
「一気に注文せずに分けた方がいいですよ」
と言ってあげればよかったかな。
きっとテーブルいっぱいに肉や冷麺、スイーツから飲み物まで並ぶだろう。
肉を焼いたり、料理を食べたりあれこれ忙しい。
でも、それが楽しいのかもしれない。
今日はひとりの観光客になった気分。
ぴょんぴょん舎 稲荷町本店
