盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡八幡宮から一直線に伸びる八幡町の通りを望む
If I Ever Fall in Love Again (Duet with Anne Murray) · Kenny Rogers · Anne Murray
今日は早起き。
５時には起きて引越しの準備。
午後から業者さんが来る。
久々に朝市に行ってみたい誘惑を抑え込み、
段ボールと格闘。
隙間から出てくる綿埃。
どこから生まれて丸く大きく育つのだろう。
まるで生き物みたいだ。
なんとか昼前には目途がついた。
散歩がてら盛岡八幡宮へ。
花手水（はなちょうず）だ。
手を清める。
本殿にお詣りしよう。
引越しの無事と新しい場所からのニュースタート。
お詣りの後、鯛みくじで運勢を占う。
大吉だった。
縁結美神社の裏手にあるハートの石を見て戻った。
引越は「サカイ」さんにお願いしてある。
契約時に、お米と大小の段ボール１０箱ずつのサービス。
ジャフ会員の割引もあり、
さらに、プレゼントって、なかなか嬉しいもの。
仕事の拠点なので、本など紙類が多い。
小さな箱でもずしり。
開始は２度半の予定。
その前に腹ごしらえ。
紺屋町の「肉の米内」のテイクアウトにした。
肉屋は前からの上の橋袂だが、
最近、焼肉と弁当などは近くに移転。
まだピカピカの店内。
「すきやき弁当」の上を見ていたが、自重して並みにした。
持ち帰ってすぐ食べた。
今日は時々晴れだが、気温が上がらず風は冷たい。
手に伝わる温もり。
ここ数年、すき焼きとご無沙汰。
子どもの頃、すきやきと聞くと、
テーブルに箸や取り皿を並べて手伝った。
牛肉は、あっという間になくなり、
鍋に追加されるのは豚肉。
野菜や白滝は山盛り。
それでもどんぶり飯でお代わり。
米内のすきやき弁当は、牛肉がたっぷり。
玉子の黄味がまろやかに包み込む。
汁が染みた糸こんにゃくも好物。
かっこむようにして食べた。
買ってきた「伊右衛門の京都ブレンド」を飲んでいるとピンポーン。
玄関に立つ３人。
運ぶ物を確認し、早い取りかかり。
小さな石油ストーブなどは手際よく段ボールに包む。
高く積み重ねた段ボールは、どんどん減っていく。
玄関から階段は水色。
養生しつつ段ボールなどは運び出す。
並行しての作業。
個人の事務所なので、冷蔵庫など家電は小型だが、
あっという間に服でも着る様に包まれ、外に出る。
次々と急流を滑り降りる様に見える。
雑誌の入った段ボールは小さくてもけっこう重い。
それが階段を駆け下りる。
荷物は少ないとはいえ、２０分ほどで車に収まった。
「どうしてそんなに早いんですか？」
「慣れと連携でしょうか」と快活な笑顔。
「１枚、いいですか」
カメラを向けると肩を組む３人。
引越し先でも丁寧で手際がいい。
見ていて心地良い。
終わったと思ったら、
「10分サービスというのがあります」
組み立てる物などがあれば手伝うという。
少しお願いして缶珈琲とペットボトルのお茶を渡した。
「こんなにたくさんすいません、また何かありましたら、よろしくお願いいたします。」
億劫な引越もこれなら安心だ。
同期の２人
早速、段ボールを開くことにした。
「あっ、サカイさんから買収されてませんよ。念のため。」(笑)
仕事はチームワークなんだとつくづく思った日。
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