盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

<花巻市旧橋本別邸の「茶寮かだん」>

 

 

 

Smile · Madeleine Peyroux

 

 

昼過ぎから忙しい。

盛岡の材木町では毎週土曜日「よ市」が始まり、

少し手伝っている。

商工会の事務所で打合せ。

終わってから歩いてみた。

通りには宮沢賢治をモチーフにしたモニュメントがあちこちに。

この街の「光原社」で賢治の注文の多い料理店を出版。

彼のゆかりの地の一つ。

 

 

紅梅の梅の花に挟まれて四季桜が満開。

いつもは、まだ雪が舞う3月下旬や真冬に数輪咲く。

こんな勢いで咲くのは初めて見た。

しかも梅や桜と一緒。

 

 

満開の翌日は小雨。

冷たい雨にも負けず、健気に咲いていた。

四季桜は雨も似合う。

 

 

 

 

材木町の用事を終えて、今度は花巻へ。

車で1時間ほどの距離。

目的地は「茶寮かだん」。

こちらも小雨。

緑の瓦が色濃く見えよく映える。

 

 

窓から灯りが漏れる。

季節や天気を問わず風情がある旧橋本家別邸。

 

 

まず、いつもの様に庭を歩く。

先日来た時には、もう色んな花が一斉に咲いていた。

 

 

 

 

たわわに薔薇の花。

かと思ったら八重咲きの椿らしい。

ブロ友さんが教えてくれた。

枝も少し傾いている。

 

 

椿も満開だ。

雨で輝く緑に映える紅い花。

 

 

宮沢賢治設計の花壇。

ほぼ原形をとどめているのは、ここしか知らない。

少し濡れ、デザインの輪郭がくっきり。

 

 

もう一度、花を眺めて玄関に向かった。

 

 

一ノ倉さんご夫妻が、いつもの様にお出迎え。

「たまには洋間はいかがです?」

それぞれの部屋ごとに嗜好が違う。

見落としてしまうほど自然にできているが、

どの部屋も細部まで凝りに凝り、工夫が見える。

 

 

結霜硝子をふんだんに使った窓の部屋もいいが、

一部にあしらわれた洋間も素敵だ。

 

 

今日はイチゴのジェラート。

薔薇のよう、いや庭に咲く八重咲きの椿。

イチゴの風味がいい感じで美味しい。

 

 

珈琲はゲイシャにした。

高級なゲイシャをリーズナブルに楽しめる。

ありがたい。

 

 

一ノ倉さんとギャラリーでの企画など色々と話して、

茶寮かだんを後にした。

さて、盛岡へ帰ってもうひと仕事。

 

部屋に戻ったのは7時半過ぎ。

ある方からもらったシイタケの榾木。

小さかったはずのシイタケが、いつの間にか拳ほど!

 

 

 

 

そうだ!

明日は椎茸のステーキにしよう。

 

 

部屋でなんだか元気のないルハン君。

小さな段ボールに入っていた。

 

 

「出ておいで~」

手を差し伸べると甘噛み。

「遊んでくれるの?」

「はいはい、あそぼ!」

しばらく走り回って追いかけっこ。

 

 

静かな夜、珈琲でひと息。

材木町と茶寮かだん、どちらも宮沢賢治に繋がっている。

広い岩手の風土に賢治は様々な足跡を残しているものだ。

改めてそんなことを思った。

 

 

翌日、いそいそともいできた。

でっかいなあ~

 

 

「なんだ、これ?」

彼の顔ほどもある~

 

 

焼いて食べてみた。

大味なのかと思っていたら、いやいや美味しいこと。

もぎたては香りが違う。

頂いた方の顔が浮かんだ。

「とにかく水をかけていればいいから」

まめにやらなかったが、逞しく成長。

後で御礼を言わなくては。

 

 

さて、今日も頑張ろう~

まずはルハン君とスキンシップを十分に。

 

 

 

 

 

 

 

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