盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

あの白い花は何だろう?

待ち合わせ場所のコンビニ。

買物をして空を見上げた。

青に映える真っ白の花。

 

 

 

 

Enya - Caribbean Blue

 

こぶしだろうか?

分からないが、北国の街盛岡の春は一気に。

日中は20度を超える日も。

だが朝晩は霜注意報が出るほど冷える。

 

 

ランチしながら打合せの前に、

待ち合せた人と岩手県立美術館へ。


 

展示を見るのではない。

その人の作品を美術館のショップに運ぶのを手伝った。

ショップの方に自分の本をお願いしてみた。

すると、「ひょっとしてこの本ですか?」

『盛岡食いしん爺のまちを歩けば』を持って来た。

「はい、そうです」

改めて来る事にして名刺交換。

コロナも落ち着いている。

少し販売促進もしなくては。

 

 

この美術館は広い公園の中に建つ。

ガラスの向こうは薄緑の芝と、

梅も桜も咲き乱れていた。

この陽気に花たちも順番を待ってはいられない。

 

ついこの間、テレビの前で箱根駅伝を見ていた気がする。

もう4月、ますます時の流れは早い。

 

東京暮らしを始めた年の夏。

大都会にも少し馴染んで、

長い夏休みの前半はアルバイト。

お盆の頃に初めての帰省。

特急やまびこの切符を買わず、

友達と上野駅から夜行列車に飛び乗った。

通路にも新聞紙を敷き、みんな座る。

トイレに行くのはひと苦労。

うとうとしていた夜明け前、背中が生温かい。

若い女性がもたれかかってきた。

眼が冴えわたり、その後は眠れなかった。

一晩かけての帰省。

あの長い時間。

十人が繋いで走る箱根駅伝とそう変わらない。

それが今では2時間ちよっと。

スマホを見たり、トランベールを読み珈琲を飲み干せば、

あっという間の500キロ。

何でも便利になった。

あるはずの時間のゆとりはどこへいったのだろう。

 

 

 

 

玄関先の庭には舟越保武の作品も。

 

 

「なにか考え事ですか?」

それには応えず、

「さて、ランチに行きましょう。」

 

新しい街が広がる盛岡の南。

その人がハンバーグの美味しい店があるという。

「ダイニングカフェ マップス」

 

 

主に無農薬野菜を使い、安心で美味しい料理を作っている。

もう十数年が経つらしい。

その人は迷わずハンバーグ&ナポリタン。

地元産ひとめぼれのご飯も美味しそうだ。

明日から東京で仕事だそうだ。

これで元気に頑張れるとニコリ。

 

 

 

 

確かに元気になれそうだ。

 

 

私は、春キャベツと小海老のペペロンチーノ。

サラダとスープと珈琲もつく。

 

 

 

 

唐辛子が入っていた。

タバスコのかわりのようだ。

 

 

やわらかい春キャベツに小海老の彩り。

シンプルなペペロンチーノは私の好み。

美味しい~

春をいただく感じ。

 

 

 

 

 

 

もっと食べたかった~

 

 

さて、打合せ。

資料や写真を渡し5月半ばからの催事の事。

ほどなく終わって解散。

彼女は仕事の続き、私はバドミントン。

体育館に向かいながら、東京を思った。

そろそろ、行こうか。

友達に会ったり、暮らしていた街を歩いて見たり、

時間の流れを感じてみたい。

2時間ちょっとの東京。

どうしてか、コロナ前の数年も、なかなか足が向かなかった。

 

 

 

「ダイニングカフェ マップス」

岩手県盛岡市本宮1-9-16

 

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