盛岡食いしん爺日記
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花巻で午後からの仕事。
11時過に家を出た。
目的地まで車で1時間ほど。
途中、丁度中ほどの紫波町の日詰でランチをしよう。
食べる物は決めていた。
盛岡から花巻へは一般道を走って1時間ほど。
向かう前に盛岡での用事をこなす。
少し街を走った。
鉄骨が建ち上がっても冬の岩手山は、
いつものように神々しい。
その岩手山を夕顔瀬橋から見た。
下流に目をやると大河、北上川をビルが挟む。
それでも朗々と流れている。
用事を終えて国道4号線に出て南下。
30分ほどで日詰に着いた。
Truly · Lionel Richie
日詰商店街の北側に「松竹」がある。
お客さんとすれ違いに入る。
窓際に座った。
「ソースカツ丼にカツ1枚追加でお願いします。」
午後の予定を確認したり、メニューを見たりしていた。
ほかのお客さんも入って来た。
しばらくして、来たあ~
普通は2枚のカツがのる。
1枚追加したら、全くご飯は隠れている。
カメラを構えファインダーを覗くと、ゴクリ。
魅惑の狐色!
早速、箸を割る。
薄めのカツをひと口。
サクサクと割れて口にの中へ。
いい具合にソースが染みている。
美味しい~
カツの下に敷かれたキャベツ。
ソースの絡んだご飯とキャベツを食べる。
また美味しい~
地元紫波町産のひとめぼれ。
噛むといい感じに甘味が出てくる。
ソースカツ丼のご飯も大切。
伝承の味に、
先日の抜歯で出来た奥歯の穴も忘れ夢中で食べた。。
完食してお茶を飲みながら思う。
一昨年、2人で来てひとりはカツを4枚のせにした。
その時、私はいい感じにごま油が香るタンメンを食べ、
カツを1枚もらったこともあった。
コロナ騒動が始まる前、
関東から来た2人組と「松竹」で待ち合せ、2人はソースカツ丼。
その時もタンメンを食べた。
すると先に食べ終えた方が、タンメンも食べてみたいと言う。
ところが、混んでいて時間がかかると言われ断念した思い出もある。
この店を知ってから、かれこれ7,8年。
たいていソースカツ丼かタンメン。
メニューには、しょうが焼き定食や天丼、そばもある。
胃袋がもう一つあれば、色々味わえるのになあ~
思い出に浸ったりながら、
色々なことを思うのも「ひとりランチ」の楽しさ。
ソースカツ丼にまつわる思い出もずいぶん多くなった。
帰り際、厨房に「ご馳走様でした~」と声をかけた。
「お久し振りです」と言われ、
「いつものとおり、美味しかった!」
後を継いだ大将と少し立ち話。
まだまだ思い出話はたくさんあのますが、今宵はこの辺で。
松竹
岩手県紫波郡紫波町、日詰 字郡山駅96.