盛岡食いしん爺日記
<音楽が出ます、音量に注意>
先日、用事があり、午前中から花巻へ。
ランチの時間になり、冬の「無ら里(ぶらり)」を訪ねた。
パッヘルベル カノン
冬のB&B「無ら里(ぶらり)」。
雪に包まれ、静かだ。
なんの蕾だろう?
ついつい立ち止まる。
入り口までの足取りはゆっくり。
中に入る。
案内されたテーブルに腰を下ろす。
動作もゆっくりになる。
メニューを見る前に辺りを見回してしまう。
時間の流れが緩やかになる。
ネコヤナギだ。
「真冬でも、一日ごと、日は長くなり、春が近づく」と誰かが言っていた。
ひとりロマンチック気分。(笑)
薪ストーブの優しい温もり。
ランチは魚と肉料理から選ぶ。
肉の方は2種類あったが、ロールキャベツが食べたくなった。
しばらくして前菜がテーブルに置かれた。
丁寧に調理され、白い皿に並ぶ。
キャベツの中に花巻産の白金豚がびっしり。
前に食べて感激した。味は勿論、ロールキャベツの大きさにも驚いた。
その時はトマトソースだった。
今日は、ミルキーなソースで優しく白金豚の甘みをひきたてる。
箸休めのピクルスの丁度いい酸味。
ご飯は花巻で多く収穫される雑穀入り。
ランチの仕上げは、デザートと珈琲。
中には干し柿。
四季歩通じて訪れたくなるレストラン。
素敵な空間と丁寧に作られた料理、そしてもてなす人。
それが揃って、みんな何度も訪れる。
ゆっくり珈琲を飲んでいた。
「あれ、もうこんな時間だ!」
「せっかく、ゆったりした気分のランチ」
「慌てずに参りましょう~」
なんて心の中の呟き。
いつか、泊まってみたい「無ら里」。
CafeレストランB&B無ら里(ぶらり)
〒025-0058 岩手県花巻市一本杉35−19