盛岡食いしん爺日記
(音楽が流れます、音量に注意)
ニューヨークタイムスの52選で第2位の盛岡。
その中で紹介されたNAGASAWACOFFEEの
隣にある「すっぱい林檎の専門店」に行った。
NAGASAWACOFFEEは外まで人が溢れていた。
隣の店は、色々な林檎を使い、すっぱさの段階が1から5、Xまでのジュースや
ジャム、アップルパイなどを作っている個性豊かな店。
Corcovado. "Quiet Nights of Quiet Stars" (Live)
NAGASAWACOFFEEは、以前は隣にあった。
移転して何年になるだろう。
その後に入ったのが、すっぱいりんごの専門店。
林檎ジュースを買おう。
1から5段階、その上の「X」まで並ぶ。
ブラムリーという林檎から、レベル5が生まれる。
代表の藤野さんと話すのも楽しみ。
もともと三陸沿岸で育ち、東京で仕事をしていた人。
宮城県の沿岸地域で東日本大震災で復興支援活動に携わり、
東京での暮らしとは違う「食の楽しみ」を知ったそうだ。
ホームページにも書いてあるように、
産直で気軽に買えるイチゴ、
盛りのいい海鮮丼、
おいしいラーメン屋さん。
りんごの種類も豊富で、自分が酸っぱい林檎が好きだと知る。
そして、種類、歴史や栽培方法と林檎の魅力に取りつかれていく。
フランスまで行き、日本とは違った小ぶりの酸味にはまる。
日本の林檎の産地を巡り、出会った岩手の林檎園。
90種もの林檎を栽培していた。
そういう出会いも含めて藤野さんの林檎愛は深くなる。
ついには起業し、林檎を使った加工品を作り始めた。
完熟しても酸味のある林檎が主役のオリジナル商品を出している。
今日は林檎ジャム「盛岡の初恋」も買った。
話は林檎にとどまらず、
盛岡の団子屋のことになった。
無くなってしまった店もあるが、独特のしょうゆ団子やお茶餅。
とても興味深く、面白かった。
この街の文化は、まだまだある。
また近いうちに来ることにした。
ニューヨークタイムスの52選で話題の盛岡で、
紹介され大賑わいの「NAGASAWACOFFEE」。
その隣りに世界でも聞いたことのない「すっぱい林檎の専門店」がある。
盛岡は、様々な趣向の人たちが活躍している街だ。
どうしてなのかをゆっくり考えてみたい。
盛岡市上田1丁目11-23 「すっぱい林檎の専門店。」