Desafinado - Stringspace - Jazz Band
<音楽が流れます、音量に注意>
冬を除いた毎週土曜日に開かれる材木町の「よ市」。
今や盛岡の風物詩。
来年は50周年という。
今日も賑やかだ。
始まった頃は、
主に野菜や地元の果物などが並んでいた。
十数年前から、
地元のビールのべアレンやワインの店も多くなった。
人気の珈琲店、老舗のトンカツなども人気。
歩く年齢層も色々になった。
広い駐車場もなく、自転車や歩いて人が集まる。
北上川沿いに遊歩道があり、
紫陽花の頃も綺麗で夏には向日葵も。
秋は、コスモスが咲く。
地元の人が年月をかけて少しずつ整えてきた。
この石組は全国でも珍しい。
というのは、各家々が石を積んだ。
石の大きさ、積み方もそれぞれ。
独特の景観を生み出し、
かつて舟から積み下ろした時代を彷彿させる。
今も現役で、街に連なるマンションなどを支えている。
水天門とかかれた門があり、
ここから上り下りが出来る。
しばらく歩いて待ち合わせ場所の本町の方に向かった。
正確に言うと中央通りと本町を結ぶ横道だ。
この辺りの昔からの道は横の道。
今は裏道の様になっている。
夕方の打合せ。
中央通寄りにある「機屋(はたや)」へ。
メールは入れたが、数分遅れてしまった。
相手の方は東京へ帰る前の貴重な時間。
待合わせの方は、ガトーショコラとストレート珈琲。
食べ始めていた。
向かいに座ると
「品のよいチョコレートを感じてます。」ときた。
遠くから来て3日目、疲れも飛んだと話は弾む。
私はケニアとティラミスにした。
ほどよい甘さで珈琲とよくあう。
珈琲屋さんたちは、本当に相性のいいスイーツを作っている。
ネルドリップの珈琲の美味しさが引き立つ。
素敵な小ぶりのカップとソーサー。
いい香り、深い味わいに打合せもすいすいと進む。
お代わりしたくなった。
1時間ほどで打合せも終了。
帰りがけにトイレへ。
入口に古い時計。
まだしっかりと時を刻んでいた。
戻ると、その方はお菓子を少し買っていた。
機屋を出ると小雨。
「送りますよ」と裏の駐車場へ。
車の中で、盛岡は素敵なカフェが多いと言う。
その話で打合せより盛り上がった。
あっという間に盛岡駅に着いた。
新幹線に乗れば、東京は2時間と少し。
便利になったものだ。
新幹線で買ったお菓子を食べる姿が浮かんだ。
また会う日が楽しみだ。
今度、盛岡に来た時、土曜ならよ市を案内してみよう。
ねるどりっぷ珈琲機屋
〒020-0015 岩手県盛岡市本町通3丁目2-11