CLAIR DE LUNE - Prague Cello Quartet
<音楽が流れます、音量に注意>
西和賀の沢内、
以前、銀河高原ビールの工場や宿泊施設などがあった場所の少し奥。
今、工場だけが稼働しているそうだ。
「母ちゃんの店わがや」に行ってみた。
県道1号線に看板を何度も見かけた。
パッと行ってみる時もあるが、
通り過ぎる事の方が多い。
たまにアクティブになる。
心にゆとりのある時、ふとハンドルを切る様だ。
今にも葉が黄色になりそうな白樺。
大きく堂々とした古民家があった。
玄関に入ると、
「見ていくだけでもいいですよ」
と言われた。
見かけ以上に中は広い。
昔々、ここでどんな暮らしをしていたのだろう。
地元のお母さんたちが作った物も並んでいた。
「無料のそば茶を飲んでって下さい」
メニューはお母さんたちの作る蕎麦など。
珈琲とビスケットの天ぷらを頼んだ。
沢内名物と書いてあった。
食べてみると、
天ぷらというより餅みたいだ。
もちもちして、後でやってくるビスケットの風味。
親戚に農家の人はいないが、
久し振りに訪れた知り合いの家、そんな気がしてくる。
「いつから始めているんですか?」と聞くと、
もう十年以上だそうだ。
そのくらい長い間、
看板を見て通り過ぎていたことになる。
冬は休むそうだ。
豪雪地帯の西和賀は、
家の1階が埋まるほど積もる。
ひと息つく、そんな場所「母ちゃんの店 わがや」
母ちゃんの店わがや
〒029-5703 西和賀町沢内字貝沢3-647-1