Barry Manilow – Copacabana
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡の繁華街、大通り商店街。
コロナ前は賑やかだった。
長い間、閑散としていたが少し賑わいが戻ってきた。
ネオン灯る頃に歩いたのは久し振りだ。
目指したのは、
本店が改修中でこの辺りに一時移転している「東家」。
今、「大分 かぼすフェア IN盛岡」を開催中と聞いた。
東家でもやっているらしい。
東家の入るとチラシが置かれていた。
早速1枚。
むら八、ヌッフデュパプ、べアレン、盛岡麺厨房 威風堂々など。
バリエーション豊かだ。
「かぼすで残暑を乗り切りましょう!」と書いてある。
移転中の店に初めて入った。
小上がりの席もあり、
わんこそばを食べている若者たち。
頑張って食べていた。
かぼすや柚子とか柑橘系には惹かれる。
とにかく実がなる木が好きだ。
十数年前、ある店で鉢植えのミカンの木を買った。
一度通り過ぎたが戻った。
両手で抱えて家に置いた。
小枝にまだ青く小振りなミカン。
珈琲を飲みながら眺める。
どうしてだろう、優しい人になった気がした。(笑)
数日後、の深夜だった。
「ボトン」と音がして振り向くと床に落ちていた。
結局、1週間で、ただの枝になった。
原因はよく分からなかったが、
幾つか育てる注意を聞いてきたはずだが忘れていた。
ひと月が経ち、
2本の短い棒が鉢から伸びているだけになった。
まだ、あの時の意外に大きかった「ボトン」は覚えている。
その晩、昼ごはんも少なめだったので食欲旺盛だった。
かぼすのそばだけでは、とうてい足りない。
柑橘系の香りが丼から湧き上がる。
鼻が喜んでいる~
麺にもかぼすの香りが絡む。
美味しい。
もう一つ頼んだのは、ソースカツ丼。
カリカリっとした衣は、スパイスもきいている。
いい感じだ。
衣、肉とキャベツにあっさりのソース。
どんどん胃が満たされていく。
食べ終わり、空になった2つの丼ぶりを前にして、
そば湯をいただく。
わんこそばのテーブルも終わった様だ。
久し振りにわんこそばもいいかもしれない。
わんこそばの由来を想いながら、
まだ100杯はいけるかもしれない。
盛岡市大通1-9-2(旧きのえね)