Olivia Newton-John - Take Me Home, Country Roads
<音楽が流れます、音量に注意>
冷たい空気が和らぐ。
北国の貴重なひと時。
気持ちよさそうな猫たち。
温まってどこかへ。
それでは、私もランチに行こう。
昼下がりの「直利庵」へ。
老舗ながら斬新なメニューがある。
「カツ中華」
盛岡界隈では、そば屋で中華そばが食べられる店も。
出汁のきいた中に細麺。
シンプルながら奥深い味は飽きがこない。
直利庵には、そこにカツがのる。
これがよく合う。
始めはちょっと躊躇もあったが、
食べてみるといつまでも衣がカツを離さず、サクサク。
時々、無性に食べたくなる。
トンカツ好きにはたまらない。
何せカツと中華そばの両方を味わえる。
盛岡で学生時代を過ごした人が直利庵でアルバイト。
4年後に郷里に帰った。
ブログを通じてその子のお母さんと繋がっていた。
盛岡に来た時、カツ中華を食べてみたそうだ。
お母さんは、ひと口食べて一抹の不安が吹っ飛んだ。
美味しかったとコメントが届いた。
「女将さんによろしく」と結んであった。
その日は、ご飯も。
家に帰ると、やはり・・・
「美味しい物を食べてきたな~自分だけ」
パソコンの椅子を占拠してこちらを伺う。
作り笑いして誤魔化しながら、
紐や百円ショップで買った刷毛で遊んだり、撫でたり。
遊び疲れて眠そうになってきた。
こっちまでほっとして、瞼が重くなる。
年が明け、すでに2週間。
まだ2023年の手帳も準備していない。
でも、今夜は小さなベッドに運んで、一緒に眠ることにしよう。