Early Mornin' Rain · Peter, Paul and Mary
<音楽が流れます、音量に注意>
いよいよゴールデンウイーク!
花巻のまち散歩マガジン「マチココ」も6月にリニューアルの予定。
色々と新しい形が見えてきた。
そこで改めて初心に帰り、
制作スタッフ一同で花巻のまちを歩くことにした。
花巻駅に集合。
朝が苦手でも、家でPCと睨めっこの人も今日は歩く。
<街で見つけたベンチには、小さなオブジェ>
背もたれのあるベンチも宮沢賢治をモチーフにした飾り。
街灯にも。
街の電線もアートと思えば、また違って見える。
ここ2、3年は街であまり見かけない。
そろそろ、あちこち走って賑わして欲しい。
橋の上に立ち止まり眺めてみた。
きっと昔は人通りも多かったのだろう。
今までは、通り過ごしていた案内の掲示板。
立ち止まって読んだ。
にわかに賑わっていただろう、当時の街が浮かんできた。
改めて歩くと色々な発見。
知っていたつもりの街なのに不思議で魅力的に思えてくる。
学校の歴史も興味深い。
昔は女学校で、その後花巻南高校という女子高。
思春期の頃は、ドキドキした場所。
時は流れ、今は別の場所で共学。
花巻の高校といえば、今や花巻東高校。
菊地雄星、大谷翔平などメジャーリーグで大活躍。
通称、女学校通りと呼ばれていた道に架かる橋。
なんと昭和9年の竣功。
橋は戦争を知っていた。
爆撃を受け、不発弾があたった痕跡。
どうしても頭に浮かぶ、今のウクライナの惨状。
路地に入ると別世界。
昭和の中に足を踏み入れる感じ。
まだまだ残っていて欲しい光景。
「供奴」の看板は、なんて読むんだろう。
ランチの時間になり「わんこそば やぶ屋 花巻総本店」に入った。
今まで気がつかなかったが、
店の中に三ツ矢サイダーの木箱が飾られていた。
また「へぇ~」の声が出る。
やぶやさんの「賢治セット」は天ぷらそばとサイダー。
初めて食べた時は、「え~」と思ったものの、
サイダーの炭酸は優しかった。
小さな天丼ともり蕎麦のセットなど、
色々な味を楽しみエネルギー補給。
旧南部藩の花巻。
山葵ではなく、権八とも呼ばれる「紅葉おろし」だ。
ゆっくり歩いて普段と違う視点で歩けば足取りも軽い。
街の色が変わって見えたり、思春期の頃の郷愁に浸ったり。
そして、新たな物を見つけるとワクワクしてくる。
車で走り抜けたり、目的の場所に急いで行くのとは、まるで違う街を見た。
もっと歩きたい気分。
わんこそば やぶ屋 花巻総本店
岩手県 花巻市吹張町7-17