素晴しき日々へ 『あぐり組曲』より

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

午後4時。

早く仕事が終わり、2人は足早に次の仕事へ。

もうひとりの仲間を夕飯に誘った。

「どこで食べます?」

「八幡平市に行きましょう!」

一緒にバドミントンをしている人が教えてくれた店。

「ハチクラ」と言う八幡平市を紹介するフリーペーパーを借りた。

 

盛岡から北西へ。

八幡平市は隣で、秋田県に接するとても広い市。

おおよその土地勘はあるが、ナビを使った。

 

どんどん岩手山が迫ってくる。

 

 

西からの雲が凄い勢いで流れる。

岩手山は神々しい。

 

 

麓に緩やな別荘地が広がる中で、ナビは案内を終わった。

周りは白い平原に散在する別荘。

暮れてきたが家の灯りもない。

あちこちの道を走ったが、見当たらず電話した。

説明を聞くと簡単に着いた。

後で知ったが所々に小さな案内板がある。暗いと見落としてしまう。

 

オレンジ色に灯る「森のイタリアン La Mia Mamma(ラ ミア マンマ)」

童話に出てきそうな佇まい。

 

 

 

 

 

木の温もりに心和らぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の身体に優しい食材を使ったイタリアンメニューが並ぶ。

 

前菜には、豆、ごま、海藻、野菜、きのこと沢山の食材。

 

 

一緒の人は鶏の香草焼き。

いい香り。

 

 

「少し燻製しているのかな?」

と言いながら黙々と食べ始めた。

 

 

自家製のパン。

 

 

マッシュルームのアヒージョ。

 

 

オリーブオイルとニンニクのいい匂い。

 

 

ジオファーム八幡平が作るマッシュルーム。

余生を過ごす馬の厩(うまや)の堆肥を使う。

ヨーロッパの伝統的な栽培方法らしい。

水は岩手山、八幡平の伏流水に近隣の温泉熱。

ここで大切に育まれるマッシュルームは、香り高く歯応えがいい。

 

神明町のビストロ「glassto(グラスト)」で、

八幡平マッシュルームのソテー、

盛岡駅前のカフェレストラン 「ジャーランジャーラン」では、

大皿一面にスライスされたマッシュルームをオリーブオイルで食べた。

 

 

そして、八幡平バイオレット。

北国の厳しい自然の中で栄養を豊富に蓄え、表皮が紫。

大きなニンニクは、旨味が強く甘みも感じる。
半世紀以上も地域の在来種の栽培に取り組んできた。

初めて食べたのは、

盛岡のイタリアン「Liberte(リベルタ)」だった。

八幡平バイオレットを使ったマリナーラソースは、

甘みすら感じるまろやかな辛み。

とても美味しかった。

 

アヒージョの後には、自家製のパスタが入り、ペペロンチーノに!

これは嬉しい。

 

 

イタリアンハンバーグは、肉の旨味が詰まっていた。

オーナーはイタリアが好きだそうだ。

何度も行っているようだ。

退職後には、カフェレストランを開くのが夢だったと言う。

夢がかなって2年半。

 

 

 

 

 

 

 

 

凍った滝をイメージしたスイーツ。

 

 

信州で生まれた「発芽珈琲」。

発芽させるとえぐみ感がなく口あたりのいい味になるという。

確かに、ひと口飲むごとに喉ごしがよくなる。

 

 

「新緑の頃が一番好きです。その頃に、どうぞいらしてみてください。」

とオーナーの言葉に送られた。

外にて出てモノクロの世界の中で、新緑の若葉を思った。

 

 

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