In Your Own Sweet Way · Wes Montgomery · Tommy Flanagan · Percy Heath · Albert Heath
<音楽が流れます、音量に注意>
早めに床についた。
いったん目が覚め、トイレから戻ると時計は2時過ぎ。
3時間ほど眠ったことになる。
また温かい布団に潜り込む。
心地良いのに何度も寝返りを打つ。
だんだん目が冴えてきた。
半分諦めて眼を開け、しばらく天井を見ていた。
子どもの頃、どうしても眠れない夜があった。
初めて交通事故を目撃した晩だった。
怪我をした人が腕を抑えて歩いていた。
その夜、何時になっても神経が毛羽立ったまま。
天井をじっと見ていた。
数か所に木の節があり人の顔に見えてきたり、
鬼や般若に見えてきたりして恐くなって目を閉じた。
結局、夜明けごろまで眠れなかった。
昔のことまで浮かんでしまうとは・・・
諦めて布団を出た。
パソコンの前に座り、ストーブを点けた。
白湯を飲みながらキーボードを叩き出した。
滅多に深夜、ブログを書くことはないが、
今日、正確には昨日を振り返ってみた。
午後になって出かけた。
重なっている二つの仕事に疲れ、散歩してみた。
ついこの間まで色鮮やかだった盛岡城址はモノトーンの世界。
見事な石垣の曲線がなおのこと際立つ。
大通りの裏道の方へ。
チロルの裏手で薔薇の実を見つけた。
「そうだチーズケーキでも食べよう。」
昭和42年の創業のチロル。
今ではほかにも店舗があるが、ここが原点なんだろう。
昔見た覚えがあるなあ~
サイフォンで淹れた珈琲とクリームチーズケーキ。
チロルのクリームチーズケーキは、ふわふわ。
くずれやすいのでスプーンで優しくすくう。
濃厚で重いタイプのチーズケーキが好きな方は、
物足りなさを感じるかもしれないが地元の人に長く愛されている。
小さな喫茶店で、作られていた当時と同じ製法らしい。
ホームページを見てみた。
「チーズは厳選したフランス産チーズです。
小麦粉などの粉類を使わないので、ザラザラ感がなく、とても滑らかな食感です。
とてもふわふわですので、フォークよりは、是非スプーンでお召し上がりください。」
と書いてあった。
そうそう、これがチロルのチーズケーキだ。
50年をゆうに超えて愛されるには理由がある。
きっと多くの盛岡の人の口にあった優しい味なんだろう。
いい気分転換になった。
帰って仕事に戻った。
そして昨夜は寝不足だったので早く寝ようと思ったのだ。
結局、二日続けて夜更かし。
どうせなら夜明け前に出かけて朝市もいいなあ~
なんて思っていたら急に瞼が重くなってきた。
お休みなさい。