HAUSER: Song from a Secret Garden - 'Alone, Together'
<音楽が流れます、音量に注意>
先日、花巻の小さなパン屋「ルーツ」に行った。
着いたのは午前11時、
美味しそうなパンが並ぶ。
どれも手にとりたくなる。
オーナーは、
「決まったら、声をかけて下さい」といつものように奥へ。
小さな空間で迷う楽しみ。
手にズシリとくる食パン。
綺麗な色で瑞々しい野菜の前にしゃがみ込んだ。
こだわりの農園の綺麗な野菜たち。
つい、今日も手にとる。
カブを買った。
「お願いします!」
「はい」とすぐに出てくる。
食パンは最後の一個だった。
会計していると、目に止まった「応援隊のチラシ」
「これは、なんですか?」とオーナーに聞いた。
盛岡一高の「探究活動」で女子生徒4人組が「パン屋ルーツ応援隊」を結成。
インスタやチラシで応援してくれているそうだ。
パンの話より活き活きと話すオーナー。
もっと話したかったが、外で次のお客さんが立っていた。
チラシを袋に入れてくれた。
その日のランチは買ってきたばかりの「ルーツ」のパン。
たっぷりのクルミやイチジクなど。
食感もよく、楽しいランチ。
食パンは、皿の上で堂々と横たわる。
「これは、小麦のステーキだ」なんて思う。
噛むことを楽しみ、さてソースは何にしようか?
とママレードを少し。
珈琲を飲みながら、チラシを見た。
「応援隊のーと!!パン屋ルーツ応援隊」
はじめに、
「応援隊の活動記録を一部公開し、パン屋ルーツの魅力を伝えたい。」とあり、
和食と合うパンをインスタなどで発信。
手書きのチラシには、ルーツの紹介、パンを使ったレシピなど。
盛岡一高の生徒たちの工夫と熱意が一枚の紙の裏表に書かれていた。
自分の高校時代には思いもよらない発想だ。
少しひねくれていた思春期を思い出し、苦笑い。(笑)
あの頃、部活もせず授業中は居眠り。
3時間目が終わると早弁。
昼休みのチャイムが鳴ると友達と体育館へ走った。
汗だくになって教室へ戻り、買っておいたパンをかじったもの。
さてと、高校生に負けずに頑張ろう。
コロナも静かな今日この頃、
私も近いうちに、同級生達の動向の「探究活動」をしに行こう。
パン屋ルーツ応援隊のインスタ