Bill Evans - Like Someone in Love
<音楽が流れます、音量に注意>
明日の朝は、10度の予報。
帰り道、虫の音も聞こえなかった気がする。
長袖シャツにトレーナーを着た。
9月から、あちこちに出かけ、色んな人と会っている。
一昨日、疲れが溜まり午後に居眠り。
目覚めると4時過ぎ。
急ぎ支度をしてある方の所へ。
夕食を共にした。
「疲れている時には、身体に優しいご飯を食べに行きましょう。」
来た事がある「旬の拵(こしら)へ、こくう」
この一度聞いたら忘れそうにない名前。
名前の由来は、二十四節気の一つの「穀雨」。
「芽吹きに降りそそぐ、やわらかな春雨。
自然の恵みと実りに感謝して、心を込めて拵えます。」
と店主の言葉。
店の雰囲気と調度品も食事の楽しさのを予感させる。
「本日の夕ご飯」
旬の大地の恵みが並ぶ。
見ているとじんわり湧き上がってくる食欲。
「そうそう、こんな夕飯が食べたくなるんだよね~」
と二人、口を揃えて言う。
知らず知らず零れる笑み。
ポトフのように丁寧に煮込んであり、鶏肉も美味しい。
レンコンも柔らかい。
これはいくらでも食べられそうだ。
ひと手間、ふた手間かけている。
塩麴が魚の旨味をひきだし、つけ合わせのさつまいも美味しい。
汁物でも、貝そのものの持つ旨味を味わう。
向かいの人は、「ご飯を少な目に」と言い忘れた。
ところが箸をすすめながら、
「全部食べられそう!言わなくてよかった。」とニコニコ。
もろみ漬けがのった豆腐。
小さな豆腐だが、あれこれ食べてから少し食べる。
ほどよい辛みが食欲をそそる。
これだけで、ご飯一膳はいけそう。
「こくうのミルク葛餅」と珈琲。
たっぷりの小豆と葛餅に香るきな粉。
スプーンが止まらない。(笑)
岩手県の自主的非常事態宣言も解除となり、
今現在は、ゆっくりご飯も食べられる。
<定休日、営業時間は、こういうご時世です、ご確認をお願い致します。>
素材の味を楽しみ、身体が喜ぶ。
心も整う夕飯だった。