HAUSER - Lascia Ch'io Pianga
<音楽が流れます、音量に注意>
秋も深まると楽しみに行く店がある。
盛岡市と街続きの滝沢市の「マイヤーリング」
夏のスイカのケーキ、桃のパイに続いて秋の楽しみはモンブラン。
その日もマスクの熊さんが出迎え(笑)
モンブランと冷たいアールグレイを注文。
奥の小さなカフェへ。
テーブルに置かれたモンブランを眺める。
長年通っており、美味しさを舌が覚えている。
始めに栗の香り。
隠れている甘さ控えめの生クリームが栗のクリームをひきたてる。
そして奥に、びっしり詰まった栗。
さあ、マイヤーリングのMから食べ始めた。
控えめな甘さで、後味がいい。
覚えている味と一年ぶりの再会。
今年もマイヤーリングの秋を味わった。
十年ほど前、
東京での仕事が終わり、Tさんと自由が丘の駅で待合せた。
ラジオやイベントで活躍していた彼女に連れられ自由が丘散歩。
ランチの後、モンブラン発祥の地と言われる「モンブラン(TOKYO JIYUGAOKA MONT-BLANC)」へ案内してくれた。
そこで食べたモンブラン。
オーソドックスな感じで美味しかった。
その後、一度だけ里帰りした彼女と会ったが、今頃、どうしているだろう。
久し振りに連絡してみようかな。
店を出て、不思議な赤い実に目が止った。
赤く硬そうな殻が綺麗に割れて、中から鮮やかな紅の実。
何という木なんだろう。
カメラを構え数枚撮った。
後で詳しい人に聞いてみよう。
コロナ禍となってから、ここ二年、暮らす街の四季をゆっくり楽しんでいる気がした。