Julie London- The Good Life
<音楽が流れます、音量に注意>
令和4年12月25日、いなだ珈琲舎は移転しオープン。
前は隣のビルだったが、しばらく準備のため休業していた。
まだ新しい店を訪れていない。
どうせなら大晦日に行こう。
12月31日の夜の10時開店。
新しいいなだ珈琲舎に着くと丁度オープン。
窓からマスターが見えた。
前に聞いていたとおり、入口はバリアフリーに。
工事を見ながら楽しみにしていた。
ドアを開けると「お~!いらっしゃい」笑顔で迎えてくれた。
大晦日の年越し営業が始まり、一番目の客。
と思っていたら二番だった。
奥まで入って見渡した。
テーブル席とカウンターの間にゆとりがあり、柱にも何か意味がありそうだ。
少し工事が遅れ、結局8年前に隣のビルに開店した時と同じ、
12月25日になったそうだ。
カウンターの端に座った。
前も飾っていた「はたけだ」さんの消しゴムはんこの作品も。
年越し珈琲はマンデリンとチーズケーキも。
久し振りの艶々のチーズケーキ。
滑らかで口の中で溶けていく。
すっきりとした味で、どんどん皿から消えていく。
マンデリンの深いコク。
いいなあ~
今年も後2時間。
焼き菓子も充実。
大晦日の夜に店を開け、年越し珈琲を出し深夜1時まで。
寒い中、盛岡八幡宮の元朝参りに来た方々に、
珈琲で温まっていただこうという事だろう。
そして元旦は7時から午後1時まで開ける。
三が日朝からも昼まで。
彼の年末年始の休みは4日以降だ。
少しして次々と客が来る。
お世話になっている方が隣に座る。
挨拶の後、カウンターのウイスキーを指差す。
年越しの夜は特別メニューの「アイリッシュ・コーヒー」。
作るところを初めて見た。
薄紫の炎が一瞬揺らいで消えた。
アイリッシュ珈琲は、アイルランド発祥とのホットカクテル。
ウイスキーをベースに熱い珈琲。
仕上げに生クリームをのせる。
隣の人が言った。
「食いしん爺さん、アイリッシュ珈琲は?」
「残念ながら、車なんです。」
「これからお詣り?」
「いえ、紅白歌合戦です。」
ウイスキーの香り。
珈琲の琥珀色がいっそう深く見え、生クリームの白。
見た目も美味しそう。
来年の大晦日には楽しみたい。
テーブル席からもアイリッシュ珈琲のオーダー。
見渡すと満席。
10時50分だ。
帰って紅白歌合戦の最後の方を見よう。
安全地帯と桑田佳祐、チャー、野口、佐野、世良の5人にドラムの大友、
「時代遅れの Rock’n’Roll Band」が楽しみ。
正月用の珈琲を買って行こう。
マスターにマンデリンを200グラム頼んだ。
紅白を見て、蕎麦を食べ、ブログを書くのは元旦になるだろう。
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
いなだ珈琲舎
〒020-0874 岩手県盛岡市南大通1丁目12−18 松栄 館1階