TRACES (Lyrics on screen) - CLASSICS IV ft. Dennis Yost
<音楽が流れます、音量に注意>
日曜日、盛岡の街を北に走る。
街を抜けるとしだいに大きくなる岩手山。
滝沢に一度入り、また盛岡市。
玉山地区の街を左に見てバイパスを走る。
気がつけば、道は整備され便利に。
先日、秋に丘一面に咲く向日葵を見に一戸の方へ行った。
奥中山高原駅の辺りを通り過ぎ、更に国道4号線を北へ。
峠を過ぎれば映画「待合室」の舞台になった「小繋駅」
旅する人を見守る「命のノート」が置かれている。
その向かいの農家レストラン「カフェ里やま」が目的地。
向日葵の丘には、少し太陽が傾きかけた頃に行きたいと思っていた。
この店は、一戸や三戸に行った時、見かけて気になっていた。
盛岡で三戸町の人と逢った時、「カレーを食べたら美味しかった。いつか是非!」
と教えてくれた。
地元の人達が頑張っているらしい。
昼は食べてきたし、ランチの時間も過ぎていた。
やはり、カレーは人気らしい。
2020年4月、
四季折々の自然に恵まれた癒しの空間が誕生。
地元の農家の野菜、山菜などを使ったオリジナルのカレー「TODAカレー」
ルーだけ買って帰る人もいるそうだ。
これは、次回の楽しみに。
何ともいい匂い。
近寄ると、田楽は売り切れだったが串もちがある。
「これは美味いぞ!」と直感。
早速、頼んだ。
写真の了解も。
ファインダー越しに直感は当たりだと確信に変わる。
ジワリと口の中に滲む唾液アミラーゼ!
「店の中へどうぞ」
と言われ、抱えて中へ。
始めに人気らしい味噌。
まず、焦げた味噌の香りにやられながら食べ始めた。
柔らか過ぎず、硬すぎず、歯がスーッと入る。
いい食感。
味もしっょば過ぎず甘過ぎず、いい按配。
炭火で焼いた優しい味だ。
「美味い!」
続いてえごまを使った「ジュネ」
また違う味わい。
こうなれば、クルミも食べたい。
無くなる前にテイクアウトで3本、焼いてもらう。
店長さんと少し話が出来た。
昔からの作り方にこだわっているそうだ。
ひとり「美味い、美味い!」と感想を連発。
すると、その方が焼いていたスタッフに「とっても美味しいって!」
と声をかけた。
スタッフはニコニコして厨房へ戻った。
「このお客さんの声が励みになるのです。」
「次は、カレーを食べに来ます。」
と言って、ちょっといい気分で南に走った。