Víkingur Ólafsson – Bach: Organ Sonata No. 4, BWV 528: II. Andante [Adagio] (Transcr. Stradal)
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西和賀町の湯田は秋田県に接している。
ほっとゆだ駅から国道107号線を西へ。
ものの数分ほど走ると中村という地域。
左の道路際に小さな看板を見つけた。
駐車場に停めると緩い坂の上に工房が見えた。
「nokka(ノッカ)」木の創作工房。
坂道に転がっていた栗の実。
緑に囲まれ、溢れる木の温もり。
入口でオーナーが出迎えてくれる。
気持ちのいい笑顔。
工房の中を想像してワクワク。
ゆっくり木を踏みしめ、中へ。
「nokka」の名前の由来は、
「美しく、強く、優しい」
そして、さりげない野の花(ノッカ)のように、
暮らしを彩る存在であり続けたい。
木製の家具などの工房。
近頃は小物も作っている。
「親指休憩所」というキーホルダー。
手に持つと自然に親指がすんなり収まる。
なんだか木の温もりが嬉しくなる。
最近、注目されている紙コップのホルダー。
使い込むと木の種類によって色が変わるそうだ。
深い味わいになっていく自分だけの物。
今年の冬の終わり、ゲストハウス「カタスミ」さんで、
スノーシューの体験をした。
その時、オーナー夫妻に言われた。
「なにか、してみたいことはありますか?」
雪原の白い世界で、熱い珈琲を飲みたいと言った。
ひと歩きして、雪の上で、カタスミのサクサクのクッキーと珈琲。
カチッと音がして紙コップがお洒落なカップになった。
そして「ノッカ」の存在を教えてもらった。
カタスミのベーグル。
その後も買いに行っている。
優し味で、噛むほどに甘みを感じ、飽きがこない。
いくつでも食べられる感じ。
また買いに行かなくては。
西和賀の人達は、自分達の作った物を互いに紹介している。
ごく自然な繋がりを感じた。
錦秋湖を望む「ネビラキカフェ」でも、
自家製のほかに地元の物をメニューに並べていた。
帰り際、ノッカのオーナーに、
「近いうちに、また来ます」と言った。
nokka
〒029-5522 岩手県和賀郡西和賀町中村59−69
TEL 090-4632-6328 (代表:工藤)
MAIL kudo@kdesign-wood.com