Paul McCartney, Eric Clapton - Something (Live)
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡界隈は、雨が降ったりやんだりの日が続く。
なかなか姿を見せない岩手山。
そんな空でも、お気に入りの「ありね山荘」へ。
先週の金曜、久し振りのバドミントン。
次の日は、元気、翌々日はまあ元気。
3日目になって足首からふくらはぎ、腕や肩にも筋肉痛。
忘れた頃にやってくる。
雫石盆地を眺めながらの「ありね山荘」のお湯は気持いい。
霧のような小雨降る中、牛達ものんびり。
風が心地良いのだろう。
厚い雲の下、まだ百合は咲いていた。
やはり青空が似合う。
車に戻ると17度。
入る前は、肌寒かったが風呂上がりには心地良い。
エアコンの25度は、夏には涼しく感じ、冬には暖かい。
一年の間に、これほど感じ方が違うとは。
不思議な感覚。
盛岡に戻り、仙北町の「炉何煎(ろっかせん)」へ。
昭和7年に「佐々木煎餅店」として創業。
胚芽入りの煎餅や白玉粉などを使った煎餅を作り始めた。
サクサクの食感を追求してきたらしい。
平成に入って「炉何煎」としたそうだ。
選び抜かれた国産の小麦や胚芽など独自の製法で作る南部煎餅。
その製法は特許らしい。
身体にいい煎餅を目指しているそうだが、とにかく香りがいい。
そしてサクサクの食感。
スーパーマーケット成城石井でも販売。
「お茶もちせんべい」
お茶もちとは、平べったい団子。
盛岡界隈では、知らない人はいない。
しょっぱめのタレを煎餅に。
盛岡人にとっては、たまらない味。
土曜日に作る「うきせんべい」
翌週の月曜日には、完売のことも。
シンプルな味で柔らかく、口の中で溶けていく。
子どもの頃、こんな感じで、ふわっとした煎餅があった。
糸を通した針を投げて刺す。
釣り上げるとその子の物。
大人も混じって遊ぶうち、本気の姿を見たりした。
子供心に「おとなげない」と思った。(笑)
こんがり、ふわふわ。
飽きがこない美味しさ。
口の中で、仄かな甘みを残して消える。
懐かしいけれど新しい味。
おやおや、明日は金曜日。
またバドミントンに行ってみよう。
しかし、1週間の早いこと。
もう旧盆だが、今年も懐かしい顔には逢えそうもない。