Shiny Stockings · Count Basie And His Orchestra
<音楽が流れます、音量に注意>
今日は雑用を少し片づけて温泉へ。
思い立ったらすぐ、あちこちのかけ流しに入れる。
北国の街、盛岡のいい所。
網張の麓、葛根田川沿いの玄武温泉「ロッジたちばな」へ向かった。
人はうまい具合に入れ替わり、ゆっくり入れた。
久し振りのバドミントンの疲れもだいぶとれてきたと思うのは錯覚?(笑)
帰りに見た御所湖。
盛岡の近郊には4つの人造湖がある。
帰りながらふと思う。
「しばらく食べていない店に行ってみよう」
「そうだ、白乾児(パイカル)の餃子!」
通称「桜山」は、北に岩手県庁、南に桜山神社の間にある昭和レトロな路地。
県庁の窓は、煌々と灯る。
「おや?」
桜山神社の門に七夕。
時節ごとに変わる飾り。
狭い所に100軒を超える店がすし詰め。
ここには老舗から若い人が営む洒落た店まであるが不思議な一体感。
コロナの前はいつも賑やかだった。
平日はネクタイ族がぞろぞろ。
週末になると若い人達も多く集まっていた。
早く戻って欲しいと思いながら2年が過ぎた。
カウンターだけの店。
若かった頃は残業前に2階で食べた気がする。
今は東京で腕を磨いた本格派の2代目が作る。
椅子に座るなり、
「チャーハン」と言って一瞬考えた。
誰かが言っていた「水餃子が美味い!」
「それと水餃子」
中華鍋がコンロにぶつかる音が小気味いい。
町中華ならではのコトコト、カタカタ。
一人ひとりアクリル板で仕切られ、カウンターとはビニール。
小さな隙間から料理が出てくる。
水餃子が来た!
「写真撮っていいですか?」
「どうぞ、いいですよ」
ファインダーを覗きながら滲む生唾。
一つを小さな器に移した。
見事な三日月形の餃子は、たっぷりの餡が透けている。
モチモチっとした皮からたっぷりでジューシーな餡。
スープも染み込んで美味しい!
チャーハンも来た!
食欲をそそる、いい匂い。
パラパラしすぎず、モチモチ感との絶妙なバランス。
ひと粒ひと粒に旨味が絡んでいる感じ。
噛むってことが嬉しくなる。
美味しい!
どんどん山が崩れいく。
誰かに話しかけられても夢中で食べると思う。
これぞチャーハン!
会計の前にシュウマイと餃子の持ち帰り。
明日も水餃子にして食べよう。
満足の帰り道はやる気満々。
顧みるとこの1週間、どうしてもオリンピックが気になる。
例えメダルがとれなくてもリアルタイムで感動したくなる。
しかし、問題は、やるべき事が溜まっている。(笑)