Romain Berrodier - Up There
<音楽が流れます、音量に注意>
北国の街、盛岡は連日30度越え。
いきなりの暑さに心身ともに重い。
Facebookで、見知らぬ人から不審なメッセンジャー。
知り合いに確認したらある人がのっ取られたそうだ。
直ぐにブロック。
なんだかとても嫌な気分。
どうして、こんなことがあるのだろう。
ますます、重くなる心。
パソコンを閉じ、外に出た。
丁度、ランチ時。
中津川に架かる擬宝珠のある上の橋。
その袂、老舗の「肉の米内」へ。
今日は、焼肉冷麺ではなくテイクアウト。
牛丼とコロッケ。
袋をぶら下げ、上の橋の辺りで、愛宕山が見えた。
木立に隠れていた建物がすっかり見える。
「行ってみよう!」
向かう道は細く、車一台の幅。
駐車場に停めて歩いた。
だいぶ前は草茫々で、うっそうとした木立の中にあった。
目の前に広場があり、その先に空に羽ばたくような展望台。
そうそう、映画のシーンにも出ていた。
題名は「そして、生きる」
展望台に上った。
見やすい高さで盛岡の街が広がる。
街中を流れる中津川も見える。
半分木陰で、半分陽射しがあたるベンチを選んだ。
牛丼とコロッケにコンビニで買った味噌汁。
サクサクのコロッケ。
味噌汁は熱々。
肉はもちろん、よく煮えた甘い玉ねぎと好きな糸こんにゃくもたっぷり。
陽射しは厳しいが、
木陰からそよぐ風が心地良い。
下の方から上って来る女性。
聞いてみたら、散策の小径があるそうだ。
ランチしている間に、
シルバーの夫婦、若い女性の一人歩きが三人も。
カメラを持った男性も。
みんな歩いて来る。
盛岡の街中は、少し淋しいが、
愛宕山を訪れ、散策路を歩く人が後を絶たない。
あのまま、部屋にいたら・・・
やはり、歩くのはいい。
心整うちょっと贅沢気分のランチになった。
車に戻り、ビジネスバックの資料を取り出して確認。
さて、仕事に行こう!