Close to You - Carpenters (cover by Arpi Alto)
<音楽が流れます、音量に注意>
晴れた土曜日。
日曜からは崩れると天気予報。
それなら、今から出かけよう!
午前中に用事を済まし、盛岡を出た。
向かった先は、
西和賀、沢内の長瀬野、
ゲストハウス「Katasumi(カタスミ)」
3月上旬、
初めてスノーシューを履いて雪原散歩。
2メートル50センチもあった雪が溶け始めた頃だった。
丁度、雑誌の制作も終わり、
ひと息つきに行ってみた。
オーナー夫妻にガイドしてもらい、
青空の下、白い海を歩いた。
ぼやけ気味の眼のはずが、ザラメ雪の粒が鮮明に。
酷かった肩こりもどこかへ。
今日は、新緑の西和賀、沢内へ。
1組限定のB&B「カタスミ」
アポなしだったが奥さんが迎えてくれた。
庭を案内してもらう。
柳の丸太から新芽が出ていた。
可愛い命は、精一杯、太陽に向かう。
奥さんが、
「1本、どうです?」と微笑む。
ここに泊まった方は、
散策を楽しみ、西和賀を巡り、
夜は、星空。
清々しい朝に感動するという。
さて、目的の一つのベーグルも買った。
息子さんは、西和賀で珈琲の焙煎をしている。
この5月からカフェを始めたと言う。
早速、行ってみることに。
帰り際、奥さんが言う。
「西和賀の新緑は、よく見れば春紅葉です」
焼地台公園に開店したカフェへ向かいながら、
近くの山を見た。
なるほど「春の紅葉」だ。
山は緑だけじゃなかった。
カフェのある焼地台公園のキャンプ場。
オセロの吊り橋を渡る。
これが苦手。
高所が駄目に加え、深い水にも恐怖症。
奥さんに別の道を聞いてきた。
雪どけ水はエメラルドグリーン。
錦秋湖は、満々と水をたたえ、水没林が現れる。
春紅葉とエメラルドグリーンの中の森
遠回りして焼地台公園に着いた。
息子さんが頑張っているカフェへ。
「111cofee」という名。
丁寧に淹れた珈琲は美味しかった。
雑味がなく、後味もよし。
5月から西和賀に、また一つ、
素敵で美味しいカフェができた。
その日は、湯川温泉のせせらぎの宿、吉野屋さんのスコーンもあった。
珈琲豆のほか、
嬉しいことにカタスミベーグルや左草ブラウンスイス牧場さんのベーコンなど、
地元の物を味わえる。
これからが楽しみ。
次に来たら「111cofee」の意味を聞いてみたい。
帰り道は、北上へ向かう国道が通行止め。
ネビラキカフェ錦秋湖を眺めてから、
盛岡へ帰るとしよう。
029-5617 岩手県和賀郡西和賀町沢内長瀬野19-25-27
朝食付きのゲストハウス「Katasumi(カタスミ)」
090-6136-4347