Diana Panton - Quiet Night of Quiet Stars
<音楽が流れます、音量に注意>
先日、盛岡から1時間半のドライブ。
西和賀で過ごした1日。
ゲストハウス「かたすみ」、ハム工房「伯楽」、
ランチはレストハウス「ゆのさわ」で、「とうふや源助」の豆腐料理。
そして、何度か来ている湯本温泉の「お菓子処たかはし」さん。
店を覗くと仲良し夫婦の出迎え。
一晩に50センチも積もる雪、
朝から雪かきして車を出す日々。
今年は豪雪。
昨年の晩秋、奥さんが話していた。
「今年は少なくて楽だったけれど、今年はカメムシが多い」
そんな年は、豪雪になると言っていた。
ようやく2メートルを超す雪はとけだし、
アスファルトの道は乾いていた。
いつもは「西わらび餅」
その日のお目当ては「フィナンシェ」
さくらのフィナンシェがあった!
店の中に広がる甘い香り。
小さな春に手が伸びた。(笑)
ここのフィナンシェは「抹茶のフィナンシェ」が欠かせない。
上質な抹茶がたっぷり。
5種類を2個づづ買った。
それだけでご機嫌。(笑)
お菓子の木型があった。
何度も来たが、初めて気がついた。
そして米粉のロールケーキ。
苺まるまる!
そうそう、娘さん。
大学を卒業し盛岡に就職!
陽射しは逞しく、春を思わせる。
来る度に新しい味があり、
昨年の晩秋に来た時は、抹茶のフィナンシェを我慢できずに、
帰り道で車を停めた。
抹茶の香りと濃い緑、とても美味しかった。
県道1号線。
道は広く除雪され、アスファルトは乾いていた。
しかし、西和賀の除雪は大変だろう。
その日もロータリー除雪車を何度も見かけた。
はみ出した雪を垂直の壁にしたり、
小山のように、うず高く積まれた雪を排雪していた。
「お菓子処たかはし」の中は、一足早く春の香り。
雪の下で、春を待つわらび。
手間をかけて作られる貴重な本わらび粉。
次は、水芭蕉やカタクリの花が咲く頃、
西わらび餅を買いに来よう。
盛岡への帰り道。
車に積んだ色々な西和賀の「美味しい」
家に帰っても、しばらく楽しみは続く。
盛岡の街の灯りが見えてきた。
駅前の20階を超えるマンション群。
見ていたら、さっきまで居た西和賀が恋しくなった。(笑)