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李 香蘭 (山口淑子)_夜来香
<音楽が流れます、音量に注意>
一目惚れ!
「夜来香(イエライシャン)」の餃子。
焼ききたての魅惑の狐色は、花のように綺麗で香ばしい。
先日、花巻で、
少人数の打合せ兼癒しの会。
マルカンビルの近くの「夜来香(イエライシャン)」
夜来香の創業者は、すでに亡くなってしまったが、
菓子作りのため誘われて中国に渡った。
その時に食べていた餃子が好きになり、
独学で作り方を覚えたそうだ。
帰国後、友人と店を開き、本場の味を作り続けてきた。
1955年から愛されて約60年。
2代目も高齢となり店を閉めようと考えていた時、
2021年、1月に上町家守舎(かみちょうやもりしゃ)が引き継いだ。
途絶えてしまいそうな味の伝承。
とても素敵なこと。
餃子は、ひと口サイズ。
皮がカリカリっとして野菜が多めで、中はジューシー。
「美味い!」と2個目、3個目と止まらない。
誰か止めてくれ~
箸休めにもやしのおひたし。
でも、すぐに箸が伸び、
口に運ぶと次を挟んでいる。
ビールも美味そうだが、
独り、背中丸めて黙々と食べる。
3人前で、45個と聞いた気がする。
箸を入れれば、
気持ちよくポロっと剥がれる。
始まりが開店と同時の4時。
雪道をティクアウトのお客さんが次々にやって来る。
5時前には完売。
ビール専門が1名。(笑)
ビールと交互が1名。
ノンアルの2人が餃子。
半分を過ぎても食いしん爺のペースは落ちない。
この餃子、冷めても美味しい!
ちょっと味が変わる。
皮がしっとりとなり、餡と一体となった感じ。
これが、またいい。
ひと皿が無くなった。
マルカンビルを運営する上町家守舎だけにグッズも早い。
2皿目登場!
また、熱々のカリカリ。
ずっと箸を持ったまま。(笑)
なんだか幸せだ。
「夜来香」という名前もいい。
白い5弁の星形の花で、香りがいいらしい。
焼き上がった餃子の狐色と香ばしさにひとめ惚れ。
ぼちぼち会計。
店を出ると小雪だが風が強かった。
次へ向かう3人に手を振って盛岡へ。
エンジンを始動。
「ん?」
まだ6時半!
ノンアルで、もう一軒行ってもよかった~
まあ、今夜は大満足。
「?」
考えてみれば割り勘に心が痛んだ。
どうみても、ひとりで50個ちかくは食べた。
まあ、次の機会には自戒をこめて・・・(笑)
「夜来香は、恋の花」