Just Friends-Wes Montgomery & Clark Terry
<音楽が流れます、音量に注意>
昨年から2月までかかって出来た本を届けに
雪のとけた林檎の丘。
林檎の樹の下に、
花々の秘めたエネルギー。
まだ枯草色ながら、春の予感。
好きな頃。
「mi cafe(ミ・カフェ)」で、ランチ。
一緒に仕事した人と連れ立って。
2つのドアを開ければ、
オーナーの松本さんのパッと花咲く笑顔。
「こんにちは」とこちらも、
ついほころぶ。
微かな春色を眺めながらのランチ。
ロケーションも、また御馳走。
日替わりのランチは、
地元の大豆を使った野菜のカレー。
まろやかで、美味しい!
「優し味ですね~」と向かいの人。
また薬味が心憎い。
福神漬けのほか、林檎の乾燥したものや辛みを加えたり。
松本さんたちは、よく考えている。
つけ合わせの野菜もほどよい酸味。
自分達が育む林檎を活かした、ミ・カフェの味。
松本さんに、2人が関わり、
できあがった本を渡しながら少し話していた。
すると、
「ランチは、初めてですよね」
そう言われてみれば、
やって来るのは夕暮れ迫る頃ばかり。
今日は、12時少し過ぎには着いた。
初めてのランチは、とても美味しかった。
「おや?」
新しいベンチ。
「見晴らし、いいだろうなあ~」
もう少し陽射しが逞しくなったら、
腰かけて珈琲。
思うだけで、癒される。
林檎の老木は、だんだん少なくなってきたが、
まだ元気な樹も。
今年も、あと2か月もすれば花を咲かすだろう。
もう少し。
林檎の丘の「ミ・カフェ」
はにかむ様ような春を見つけた。