Connie Evingson - Nature Boy
<音楽が流れます、音量に注意>
出逢いとは不思議なもの
昨年末、盛岡から、
雫石を経て山伏トンネルを抜けたら猛吹雪。
行くのを諦め、引き返すしかなかった。
数日後に、
Facebookで知った西和賀発の福袋、
「2021・おいしくたのしいお年玉福袋」
「美味しい企画を楽しく考える会」からの案内。
左草ブラウンスイス牧場、
Katasumi(カタスミ)、
合同会社33(トントロワ)のお年玉福袋。
早速、申込んだ。
実は、行こうと思っていたのはカタスミ。
ベーグルや焼き菓子を買いに行こうと思っていた。
年明け早々に届いたクール宅急便。
合同会33(トントロワ)の短角牛の生ハム>
肉の輝き、素材そのものの色なんだなぁ~
ソトモモを使って、たっぷり時間をかけたと書いてあった。
しっかり熟成された肉の旨味。
噛む喜び。
美味しい!
お年玉福袋には、
コンビーフ、ハム、スモークビーフなどがびっしりと詰まっていた。
<そして、カタスミのベーグル>
トースターを開けると酵母の匂い。
噛むほどに甘みを感じる。
優しい味だ。
食べ始めたら、何もつけずに一個をまるまる食べてしまった。
「西和賀のカタスミ」
ゲストハウスも営んでいる。
実は、もう2年も前だろうか。
西和賀、沢内で飼われていたワンちゃん。
朝と昼と夕方のチャイムに合わせて歌うように鳴く。
その姿を動画で見た。
歩くこともできなくなっても歌う。
最後の日も精いっぱい、ふりしぼって微かな声。
一度、訪れてみたかった。
しかし、毎日の膨大な情報の中で、見失ってしまった。
昨年、何度も西和賀を訪れたが、てがかりがなかった。
一時は、別の町かとも思った。
たまたま、沢内の「カタスミ」の美味しいベーグルの情報を得た。
そして、ついに、
フェイスブックで、ワンちゃんの思い出の記事を見つけた。
最後まで歌っていたワンちゃんは、
カタスミにいたのだった。
いてもたってもいられない性分。
時間の空いた日に出かけたが猛吹雪。
2日で、140センチを超える積雪。
その日は、引き返した。
探索のおかげで、西和賀の魅力を知った。
西わらび餅、およねそばと饅頭、錦秋湖畔のネビラキカフェなど。
もちろん、おせんで買い物も。
そして「左草ブラウンスイス牧場」も知った。
数年前から西和賀の方によく行くようになった。
というのは、
「錦秋湖の紅葉は、一度、見ておきなさい」と言っていた母。
その言葉が蘇り、西和賀を探訪し始めた。
<あの日、引き返した山伏峠のトンネル>
今は、もっと降り積もっているのだろう。
数年前、3月に何度か訪れた西和賀の記憶は、
だいぶ雪は溶け始めていたものの一階が埋もれ、
ガソリンスタンドは雪の山に囲まれていた。
真冬の西和賀、沢内を訪れてみたい。
それにしても、
出逢いとは不思議なもの。