カノン バッファルベル.
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仕事で盛岡から花巻に行く途中、
紫波町の「甘味処 高福」でランチ。
夜の食事会と3時過ぎにスイーツを食べに来たことがある。
ランチは初めて。
創業が明治40年という。
餅店として始まり、百年の歴史がある。
オーナーの高橋さんは、4代目。
前に「歴史の流れと共に色々と時代に合わせてきた。」と話していた。
椿の実を使った箸置き。
一緒の方が「素敵ですね~」と顔を近づけ、見ている。
白湯で料理を待つ。
「優しい心遣いですね~」と両手でグラスを持つ。
「素敵なカフェレストランですね、今度、母を連れてきます。」
と嬉しそうだ。
初めての店はワクワクするものだ。
前菜。
色々な野菜の彩り、ひとつ一つ、丁寧に調理されている。
赤カブの甘酢漬けは、酸味のかげんが丁度いい。
カボチャとニンジンは、素材の甘みを活かしている。
ヤーコンは、サクサクで食感に変化をもたらす。
アクリル板越しに見る野菜カレーは、綺麗だ。
ひと口食べて眼を丸くしている。
「軽く歯応えの残る感じで、野菜の旨味が、たっぷり!」
確かに美味しそうだ。
スープを飲むと「美味しいです、口あたりがよくてさっぱりしてる!」
私は「ピカタ」にした。
豚肉でチーズを巻いて大葉も。
それを取り巻く卵。
あまりピカタを食べた記憶がないが、
豚肉に粉チーズを混ぜ、卵を絡ませ、
ソテーした感じの物を食べたことがある。
このピカタは、素材が一体となっていて、
とっても美味しい。
「これ、美味しいです」と高橋さんに言うと、
「何層にも卵を焼いているんですよ」と、いい笑顔で話す。
ご飯も美味しい。
そして、ここの味噌汁が好きだ。
夜の食事会の時もおかわりした。
今日も、もう一杯。
隣は、珈琲。
私は、ほうじ茶。
前に飲んで気に入っている。
デザートはコンポート風のイチゴとバニラアイス。
イチゴも自家製で、これがまた、美味しかった。
一緒の人は、身体にいい「マコモ茶」と「大福」を買い、
「なんだか幸せになるランチでした、また来ます!」と話していた。
少し仕事で悶々としていたが、心身共に元気になった。
さて、花巻へ。
ハンドルを握りながら、「明日、また来たいなぁ~」と思った。
甘味処高福餅店
〒028-3303 岩手県紫波郡紫波町高水寺土手52−1