I Left My Heart In San Francisco Beegie Adair
<音楽が流れます、音量に注意>
「お帰り!」
と皆が声をかける。
盛岡の中津川縁。
ここから旅立ち、およぞ1万キロと言われる旅路。
北上川を下り、太平洋に。
カムチャッカ半島、ベーリング海を泳ぎ、アンカレッジ、バンクバーや
盛岡の姉妹都市、ビクトリア近くの海にまで。
そして、今年も鮭は戻って来た。
晩秋の風物詩。
30万都市の街中を流れる中津川。
水は澱んでいない。
「サケのぼり」
「もりおか」は、川の街。
盛岡駅からほど近い、大河「北上川」
雫石川の南には新しい街が広がる。
この中津川の東岸には古い街並みが残る。
河原の小径を走る人。
ひたすら前を向いて駆け抜けていった。
毎日の犬と散歩。
飼い主さんも楽しそう。
ボーダーコリーは賢そうな目をしていた。
みんな良く歩く。
初めて見た!
石垣に朱色のほおずき。
素敵な光景だ。
しばらく見とれていた。
下ノ橋と上ノ橋には擬宝珠。
当たり前の様にある光景が、実は貴重なもの。
すずめたちも小枝に連なり、
のんびり、
ひと休み。
カモも気持ちよさそうだ。
冬が来る前に楽しんでいる。
長い旅路は、戻って来た故郷で終わる。
子孫を残すために最後の力を振り絞る。
疲れ果て永い眠りにつく。
自然に川の中で水に戻って行く。
少し切ないが、
「命は、巡る」ものと見せてもらった気がした。
このところ、川を渡る風は冷たくなってきた。
今日は、一万歩を越えた。
連日、まち歩きが続いているので、腰が痛いし足が苦しい(笑)
さて、スタミナをつけなくては。
上ノなか
橋の東のたもと「肉の米内」でランチ。
カルビー定食2人。
柔らかく口の中で、弾んで肉汁になって消えていく。
後に残る旨味で、ご飯がすすむ。
生ラム定食1人。
ひと切れを交換。
臭みがなく、厚切りでほのかな甘さを残して喉を過ぎた。
とても美味しい。
これもご飯がすすむ、すすむ。
美味しいランチの後、今日の街歩きは解散。
身体の内側から温まった。
とはいえ、明日は休養日にしなくては。
膝が悲鳴を上げそうだ。
今日の心残り。
米内さんで、冷麺も食べたかった。