Voy A Apagar La Luz / Contigo Aprendi
<音楽が流れます、音量に注意>
その日は、
レトロな日詰商店街を歩きたいと言う2人と待ち合わせ。
「松竹のソースカツ丼」が食べたいと所望され、集合は店の前で。
早速、いい年の男3人、いそいそと。
「カツを1枚追加してはどうです?」
すぐに2人は頷いた。
ひと口食べて、一人は顎を上げ、もう一人は目を丸くした。
「美味しい!」
ひれ肉を頑固に包む衣。
口々に、「1枚追加してよかった~」
ソースもあっさりめで、3枚はペロリ。
ご飯に敷かれたキャベツもよく合う。
2人に続いて、私の鍋焼きうどん。
とカツ1枚。
「別に1枚頼んだんですか!」
松竹さんに来たら、どうしても食べたいカツ。
先に食べ終えた2人の前に置かれた鍋焼きうどん。
「フゥーフゥー」と熱々を楽しむ。
半熟の卵を絡めてうどんを食べる。
食べながら言った。
「時々、タンメンを食べるんです。」
まじまじと見てくる。
「いい具合にごま油の匂いがして美味しいですよ。」
「極細面にモヤシの風味が効いたスープが絡んで・・・」
と言うと、
「食べたい、シェアして半分づつ!」
若さ溢れる大将に聞くと時間がかかると言うので、うなだれる2人。
気を取り直し、また手を消毒してマスクをかける。
松竹さんを後にして日詰商店街歩きに出発。
温もった身体に寒風が心地良いぐらい。
(続く)