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頼んでいた時間。
千代寿司に取りに行った。
ビニールの包みをを抱え、急ぎ足で部屋に戻り、
たっぷりとお茶をいれ、準備完了。
早速、鮨オリを開ける。
お～
艶々して綺麗！
しばらく見とれていた。
今、ちょっと忙しくてランチも、夕飯も片手間に食べている日々。
見ていると何故か心が落ち着いてきた。
食べ始めたらマグロから巻物まで、あっという間。
ネタとシャリがまとまっている感じ。
醤油は、ほんのちょっとでいい。
優しい味で、
鉄火もカッパも美味しかった。
シンプルにみえるが、
きっと手間をかけているんだろう。
親方は、いい仕事をしているなあ～
食べ終え、椅子に座ったまま、熱い緑茶を飲みながら、
なんとなく一日を振り返る。
苦手な早起き。
朝から街を歩き回って取材。
スマホの歩数計は、軽く１万歩超え。
夕方は地元のエフエム岩手のスタジオに居た。
家に戻って沢山の写真を見て選ぶ。
別の原稿の校正。
机から部屋に流れ落ちた資料。
昔は、机回りがきちっと整頓された子供部屋で、
地図帳を見るのが好きだった。
母親が来ると開けておいた引出しに隠し、
教科書を広げた。
通知票を見る度、怪訝そうな親の顔。
机に向かっているわりには、上がらない成績。(笑)
さて、気を取り直し、背中を伸ばしPCに向かう。
自分の書いた文章を見返し、ため息、一つ二つ。
「でも、明日もお鮨が食べられるのなら、まだまだ頑張れる」(笑)
