What Am I To You? · Norah Jones
夕方、久し振りに会った方と少し街を散策。
そろそろ空腹感。
官庁街の一角にあった看板「夜もランチやってます!」
Aさんが立ち止まり、
「入ってみますか?」と誘われた。
Aさんは、以前、この界隈で働いていた。
地下への階段を下りながら聞かれた。
「この店に、来たことあります?」
だいぶ前に、ここで宴会をしたという記憶だけがある。
Aさんも勤務先に近かったが、入った記憶がないという。
でも、こんな時、二人だと抵抗がない。
メニューを覗き込み捲ると迷う。
ランチメニューから一品料理、そばや丼物などがずらり。
<食べ比べ鶏の串焼き>
地元の三種類の鶏を味わえる。
丁度いい大きさで、三種類の肉質を味わった。
美味しい。
一緒の方は、昼の部の「メカブ蕎麦」
定食風で出て来た。
なんと山女魚と卵焼きがついてきた。
[美味しいです]
こっちは、始めに西和賀産のわらび。
粘り気が強く、美味しい。
そして長芋。
近頃、健康に気を使っている。
「なんだか、そちらは一杯気分ですね」
Aさんは、にやにや。
確かに、日本酒も色々ありそうだ。
続いて。舞茸のガーリック炒め。
これは、小皿でシェア。
そして、サクラマス。
皮の焦げたいい匂い。
適度にのった脂と焼きたてのホクホク感。
美味しい。
ご飯にのせて食べた。
美味しい。
近頃、焼き魚定食という感じで食べたくなる。
とても満足。
食べ終えて、お茶を飲みつつ、
「ここ、いいですね、今度は一杯やりながら」
ひと笑いして、
さっき見て来た「青龍水」の話になった。
盛岡は、街を川が流れ橋の多い街で、昔からの清水も多かった。
今でも古い街並みの中に残る清水の一つが「青龍水」
突然、その水が枯れた。
FBで知り、たまたま会う場所が近かったので、行ってみたのだ。
色々な、水源を変えながらも市民に使われ親しまれてきた清水「青龍水」
水を汲みに来る人の姿も日常だった。
なんか妙な不安に駆られる。
そんな話が止まらない。
やはり、盃を傾けつつがいい。
割り勘で「鬼の手」を出たら、
まだ外は明るかった。