Georges Moustaki - Ma solitude (1970)
<音楽が流れます、音量に注意>
なんだか、
近頃、テレビが騒々しい気がして、
スイッチを切る。
盛岡の街を行き交う車も増えた気がする。
用事が済んで、楽しみなランチ時間。
サラリーマン時代からの馴染みの店へ行くことに。
ガラス戸を開けると大将と目が合う。
「いらっしゃい」
その日は焼きそばにした。
<焼きそば普通盛り>
しんなりとした細麺にソースが、ほどよく染み込んで美味しい。
それでいて、もちっと感。
焼きそばパンやご飯に載せても、きっといける。
皿は、山盛りで、食べ応え十分。
「コロナの影響は、どうです?」
と親方に話しかけると、
「ん~ 大変だけれど、ありがたいことに常連さんが来てくれます」
そして、「Aさんが来たが変わらず元気だった」と教えてくれる。
知り合いの様子も分かる。
という事は自分の動向も。
<餃子>
ついつい、餃子も頼んだ。
パリッとした皮に包まれた具も多い。
飴色の綺麗な焼き上がり。
満腹でも、どんどん食べてしまった。
超満腹!
その日は、近くの会社なども在宅で、
静かだったので、しばし休憩。
サラリーマン時代、ランチや残業前の夕飯は貴重な時間だった。
カウンターで新聞を読む人、漫画を手にする人。
あの頃は、店に響くコンロの炎と中華鍋のせめぎあう音が、
切れ目なく続いていた。
客は、出来立てを夢中で食べ譲る様に立ち去る。
来る時は急ぎ足、帰りはゆっくり。
「えぞっこ」は、盛岡で、ラーメン店が初めてビルのテナントに入った店らしい。
並ぶ椅子は、昔は紅かった気がする。
「また来ます」と言って店を出た。
派手な看板の階段を下りる人も淋し気に見えた。
今では「えぞっこ」以外はシャッター。
今宵は、もう一品紹介しよう。
<長く通っているのに、初めて先月食べた中華飯>
野菜たちの旨味がとろけた餡の下にご飯。
その日は、ランチで、ご飯を少なめにしてもらった。
餡かけ好きには、たまらない。
では、お休みなさい、いい夢でも見ましょう~