The Last Song - Elton John
<音楽が出ます、音量に注意>
秋田県横手市で「三角そばや」の中華そばを食べた帰り道、
自動車道にのらず一般道。
途中、西和賀の湯本温泉街の「お菓子処 たかはし」さんへ。
日本でも有数の豪雪地帯で、三月になっても、うず高く残っているはずの雪は、
隠れる様に日陰に残っているだけ。
久し振りに入った。
「お菓子処 たかはし」さんのご夫婦は、口を揃えて、
「こんなに少ないのは初めて」と言う。
<感激の美味しさだった新発売の抹茶のフィナンシェは前回の記事>
たかはしさんを訪れた目的の「西わらび餅」
西和賀で採れるわらびは、「西わらび」と呼ばれているそうだ。
特徴は、アクが少なく粘り気が強い。
晩秋に根を掘り出し、寒い冬に何度も精製を繰り返し、1キロを作り出すのに、
20キロも必要だという貴重な物。
このわらび粉100%で作られる本物の「西わらび餅」
それ手作りで作られるわらび餅は、
プルンとした口当たり、ほのかな甘さを残す喉越し。
品の良いお菓子。
この「西わらび餅」は、湯本温泉街の工藤菓子店、団平、お菓子処 たかはしさんの三店で、
作られ、それぞれの味があるらしい。
一粒一粒をじっくり味わう。
わらび餅と言うと京都が有名だが、
「西わらび餅」は、地域の誇りと作り手の愛情がたっぷり詰まっている。
実を言うとわらび餅は、あまり好きではなかった。
昨年の夏、たまたま西和賀町の湯元温泉街を通り抜けた時、
鹿(しし)踊りを見かけた。
その時の事をブログに載せたら、FBで繋がっていた奥さんからコメント。
「その時笛を吹いてました。今度は是非、寄ってください!」
その年の秋、錦秋湖の紅葉を見に行った時に店を覗いた。
ちょうど「西わらび餅」を作っていて、その味に驚き病みつきになった。
そんな事も懐かしい。
冷凍保存はできるが、解凍後の賞味期限はその日だけ。
またひと粒が、喉を越して行った。
美味しい。
今では「お菓子処 たかはし」さんに行く事自体が楽しみ。
- 住所
- 〒029-5505 岩手県和賀郡西和賀町湯本30ー8ー2
- 電話・FAX
- ホームページ
- http://ww5.et.tiki.ne.jp/~itiniti/
-
営業時間: 7:00〜19:00
(休日 不定休なので要確認)
- TEL:0197-84-2917 FAX:0197-84-2917