「珍萬の麻婆豆腐」
魅惑の辛みの後に感じる甘さ、これがたまらない。
しだいに身体は温もり、ご飯がすすむ。
中華料理で、元気に。
焦がしたネギの香ばしいスープ
盛岡の「珍萬」の夜は、いつも前菜のクラゲからだった。
でも、今夜は春巻きから始めた。
皮は、口先でパリパリと音がする。
春巻きは、口の中に入るとしっとりとして美味しい。
「木耳と卵の炒めもの」も追加
その夜は、とても食欲が旺盛だった。
ご飯のお代わりをねだる胃袋。
でも、我慢。
八分目では、ちょっと淋しいので、九分目ぐらいに。
ここ一年ほど知り合いのご婦人と血糖値を競っている。
勿論、下げるため。
今日も午後に話したばかり。
「睡眠と運動と食べ物に気をつけましょうね。」
と誓い合った。
そこで少しの我慢(笑)
とても美味しく、満足の夜。
「その代わり、夜も10時過ぎたら何も口にしないぞ」と誓う。
勘定しながらマスターに聞いた。
「美味しかったです! ところで、どうです、例のコロナの影響は?」
マスターは少し苦笑いしつつ、
「ありますね~ 送別会の予約は、ほとんどキャンセルです。」
「そうですか・・・」
「キャパの大きい所は、もっと大変でしょうね~」
珍萬でも3月は貸し切りが多い。
これは、チャンス。
また、ふらっと来てみよう。
普段は賑わう大通り、8時前なのに、いつもより静かだ。
駐車場で、車のシートに少し深く座る。
自分に出来ることは何だろう?
念入りに手洗いとうがい、
そして、いつもの様に美味しい物を食べに行こう。