Billy's Bounce - Sadao Watanabe
<音楽が出ます、音量に注意>
突然の春を見た!
真冬のはずの北国、盛岡の街なかで、
バッケ(フキノトウ)!
しかもでかい!
南の便りに見聞きしているものの驚いた。
2月18日の情報に、行ってみたのは19日。
眼鏡と比較してみた。
レンズの直径は、ほぼ6センチ。
それよりも大きい!
よく見るとフキノトウの構造がよく分かる。
大きな葉に包まれた中に、
沢山の小さな蕾みの様な黄緑が詰まっていた。
なんか、
「お前らが呼んだんだ!」とでも言いたげだ。
2月の半ば、しかも街中で見たのは、
人生長く生きているが初めて。
やはり、地球がおかしいのだろうか。
だって、バレンタインはつい先日のこと。
美味しいチョコレートに舌鼓をうったばかり。
あっという間に食べてしまい、とても美味しかった。
北国のバレンタインは、
真冬で、分厚いコートに手袋でデートする季節。
白い息は長く伸び、
昔は、歩くとキュキュッと雪の音がした。
氷点下の日が続き、まだ気を抜くと水道管は凍結する頃。
ところが、目の前に大きなフキノトウ。
ウルグアイの大統領の演説を思い出した。
もしドイツの国民が車が持つように、インドの人々が保有したら、どうなるだろう。
先進国の様な暮らしを7、80憶の人間がしたら、地球はどうなるだろう。
酸素はあるのだろうか。
消費経済社会にしたのは人類だ。
寿命の長持ちする蛍光灯を作らず、短くして消費させる社会。
消費のための労働。
環境問題は、政治の問題だ。
今から始めよう!
そんな趣旨だったと思う。
フキノトウを見た小さな花壇は市役所の分庁舎。
環境部門が入っている。
帰りに空を見上げると少し、日差しがきつい気がした。
持続可能な社会とは?
いったい自分に何ができるのだろう?