<音楽が出ます、音量に注意>
4月に入っても雪景色が続いた盛岡。
一転して桜が咲いた。
5月、立夏
急ぎ足で汗ばんだ。
気がつけば、「珍萬の冷風麺」(笑)
ここでは通年で食べられるのだ。
まず、彩り
綺麗だ。
そして、好きな具の数々。
プリプリのクラゲと海老から始まり、卵、そしてトリで、時々キュウリ。
そして最後にカニとハム(未確認ながら、たぶん金華ハム。今度、聞いてみよう。)
麺は、スープを絡ませて、美味しい。
沢山の贅沢な具たちと麺をまとめるスープ。
この強めの酸味が好きで、時々、スープだけを楽しむ。
どうしても欠かせないのが、餃子か春巻き。
今日は、二つとも。
パリッとした皮に包まれた美味しさがたまらない。
昔、紺屋町にあった珍萬。
人生の終盤、盛岡で働いていた父は、中華料理好きだった。
家族で食べに行った時、酢豚を口に入れ微笑む父の姿が目に浮かぶ。
「美味しい」の微笑みは、「家族の幸福」の象徴なんだろう。
今になって、そんな事を想う。
年の離れた従弟が、新妻を連れて神奈川から来た時、ランチは迷わず珍萬。
みんなで「美味しい」とモリモリ食べては話も弾んだ。
人生って奴は、そうそう楽しい時間はないけれど、
料理を囲んで楽しいひと時の記憶は、山ほど残っている。
空いていれば必ず窓際の席で外を見ながら、
出来上がりを待っている。
これも楽しみだ。
しかし、ここはJAZZがよく似合うなあ~