<音楽が出ます、音量に注意 >
「星の涙 月の祈り」 bluehairs フルin はなまき☆星巡りの夜」
昨晩の呑み会の後、とぼとぼ歩き。
雪が降り続きモノトーンの世界は、少し切なくも静かで美しい。
もう4月になるというのに盛岡は、積もる雪。
身を斬るような冷たい空気の中を歩いたせいか、家に帰ると酔いが醒めてしまった。
眠れない夜の続きにせまる夜明けの気配。
そんな時間に、この曲はピタリとはまった。
聴きながら、先日、
花巻に住み、本の編集や街の広報に携わる人とを想い出した。
会った日は、東京から帰ったばかりだった。
「東京へ持って行く花巻のお土産って、なんですか?」と聞いてみた。
「先日、花巻の土産は、ドレッシングにしました」
「・・・・えっ?」
「野菜で作った無添加のドレッシングです」と彼は、ニヤリ。
帰る時、彼の事務所の庭で中くらいの春を見つけた。
<しかし、翌日から雪>
その後、マルカンデパートに。
<マルカンデパート名物 有名な「ソフトクリーム」>
マルカンの1階にあると聞いていた。
見るからに美味しそうなドレッシング!
「なるほど、彼と仕事してみたい」と思った。
少し時間があり、ちよっとだけ寄った。
<宮沢賢治の故郷「花巻」 旧橋本家別邸の綺麗な窓>
宮沢賢治の設計したそのままに残る花壇。
花壇を仕切るレンガも当時のまま。
復元した花壇はあるが、そのまま残っているのは他に知らない。
<旧橋本家別邸の庭園内の花壇>
曲を聴きながら珈琲を淹れた。
MILKをたっぷりと。
銀河鉄道をモチーフにした人生の再生がテーマの「星の涙 月の祈り」
何度もリピートする。
「いいね~花巻」と独り言。
窓の外は、止まない雪。
後、もう少しで新元号が発表される。
昭和に生まれ、過行く平成、そして新しい年号ではどんな暮らしがあるのだろう。
そう言えば、誰かが言っていた。
誕生日や記念日はあるが、時間は、関係なく刻まれ流れていく。
「それは真理だなあ」とまた夜明けの独り言。