<音楽が出ます。音量注意>
雨、時々晴れ。
才能に、感動した後の心地良さ。
あるクリエイターが、ちょっとした賞を勝ち取った。
最高位ではないが、充分評価に値する賞。
その作品を見せて貰った。
珈琲とケーキを食べながら。
場所は、新しくなったNAGASAWA COFFEE。
<栗のケーキ>
「わぁ~栗だ、美味しい!」
お祝いで美味しいを聴くのは心地いいもの。
ちょっと味見させてくれた。
「う~ん、美味しい!」
「食いしん爺としての感想は?」と聞かれた。
「う~ん、作る人は素材を愛している、栗を感じるもの」
さして賛辞されず。
<カボチャのケーキ>
こちらもお返しに一切れ差し出した。
「ふぅ~ん、カボチャだぁ~美味しい」
お祝いは、盛り上がった。
そして次の企画の話。
盛岡には喫茶店、焙煎屋さんが多いこと、美味しいパン屋も沢山あること。
話していると時間は早い。
<祝われる人はカフェラテ>
MILKは、山地酪農のもので、四季を通じて味が変わる。
山の斜面の草地で放たれた牛達は芝を食べては眠る。
一度、取材に行ったことがある。
今、季節の代わり目は搾乳量が少ない時もあり、プリンはひと休み。
今月には、山地酪農の吉塚さんの牧場に行ってみるつもりだ。
祝う人は珈琲
この珈琲はただ者じゃない。
ゲイシャ。
しかもゲイシャが見つかった原種を育て取れたもの。
あの谷の奥、崖に残っていたアフリカ原産の珈琲の木の直系と言っていいだろう。
それが手に入ったという。
世界で120キロしかない珈琲豆だそうだ。
特別価格1000円でスーハースペシャリティ珈琲
なんだか、今日は、いい日だ。
美味しい、確かにオーナーの言う通り、一段と上品な感じが上乗せしている感じだ。
するすると喉を抜けていく。
気がつけば、無くなっていた。
店には、見た事もない焙煎の機械があった。
これもアートに見える。
個性的で素敵な店になった。
帰りの車で、
「CDをかけてもいいですか?」
と言って流れた曲は、長谷川清の「別れのサンバ」
なんともいい日だった。
でも夜は、なんともやりきれない電話が来た。
「まあ、一日、帳尻を合わせればいいか」
そんな気になったのもちよっと愚痴を聞いてくれた人がいたから。
やはり、色んな所で人は人に助けられ、
エネルギーをもらつているものだと痛感した。