<音楽が出ます。音量に注意>
固い握手で再会を確かめて
長年、色々お世話にもなっている女性が、名古屋界隈から盛岡までバイクで来た。
跨るのは、ハーレーダビッドソン。
落ち合ったのは彼女が泊っている八幡平のホテル。
着くと玄関の辺りで手を振っている。
ホテルのスタッフも彼女を送りがてらマシンを見ていた。
午前3時に名古屋界隈を出発、着いたのは真夜中。
十数時間で、ほぼ1000キロの道程。
翌日の昼下がりの待合わせ。
早速、「樹海ライン」「アスピーテライン」と彼女の念願だった八幡平を走る。
もうすぐ、山の麓の白樺も色ずく心づもり。
天気は上々。
八幡平の「蒼空」
走った後は、盛岡の街にまっしぐら。
「食べてみたい」と言っていた「盛岡冷麺」
ぴょんぴょん舎の前潟本店へ
でも、なかなか箸が進まない、「初盛岡冷麺」(笑)
関東までは、知られつつあるが、名古屋から南の人には、どうなんだろう?
後でしっかり感想を聞くことにしよう。
盛岡の街を車で案内。
「思っていたより、街が広い、大きい街なんだ」
初めて、北国の街、盛岡を訪れる人は、たいてい同じ事を話す。
夜は、盛岡駅前の「すし源」へ。
<白子の天婦羅>
<小肌と八幡平サーモン>
<中とろ>
<わらび>
<蕗のピリ辛>
これは、先代の親方が作った。
盛岡で、「山のもの」「海のもの」を味わってもらった。
満腹の彼女が言った。
「この街は、食べ物も豊富で美味しい! また来たいところだなぁ~」
ついに言わしめた。
<アクティブシニア>
つい先日まで、自分も年齢には個人差があり、元気な人は80才でも、
色んな事をしていると想ってきた。
しかし、病にかかり、一時的な病気だっがこのひと月半、病気と闘う気持ちがなかった。
痛みに耐えながら、超弱気(笑)
マイナーな心。
「早く治して、あれやこれや、やんなくちゃ、やりたい」
ではなくて、
「昨日と変わらないなあ~ いつになったら治るんだろう・・・」
それほどアクティブじゃなくても、もう少し明日を考える心を持ちたいと想った。
完治に近くなっても「温泉」「癒し」を求めてる。
まあ、仕方ないか(笑)
今朝、青空を眺めて想ったのは、
「心の健康」って大切なんだなあ~と。
彼女が元気なのは、なんたって「心」が超元気だもの。
<ハーレーに跨る、食いしん爺の心は、まだ少しネガティブ>
その夜は、繋ぎ温泉四季亭。
一夜で疲れはとれないだろうが、ゆっくり温泉で癒してもらうおう。
ご飯を食べても温泉に泊まっても、みんな優しいと話していた。
豊かな「食」と「優しい人」が、「盛岡」のキャッチフレーズ。
中津川を渡り紺屋町、八幡界隈と車で走ると「歴史を感じて懐かしい感じの街」だと言う。
そして、街中に川と橋が多いとも言っていた。
あれ、実は女狐さん?(笑)
八幡平に一泊、繋温泉に一泊して、名古屋界隈に帰って行った。
女性一人の片道1000キロ、帰り道も心配していたが、着いたと連絡があった。
たぶんポロポロに疲れきった事だろう。
疲れがとれた頃、
どう、盛岡界隈がどんな想い出になるのだろう。