<音楽が出ます。音量に注意>
冬季オリンピック。
平昌で日本人の活躍。
本番に向けて代表選手たちに重くのしかかるだろうプレッシャー。
ソチから4年、この日を目指し、鍛え上げて来た心身。
決戦前夜の寝床で何を想うのだろう。
考えただけで、ため息が出る。
しかし、表彰台での笑顔、涙・・・一瞬胸きゅんとして目頭が熱くなる。
金メダルは、世界一の努力の輝きなんだろう。
感動続きで、食欲も出てきた。
インフルが完治するまで、テレビ漬け。
陽射しに誘われ、1週間ぶりにランチに出掛けた。
「里伊」へ。
カウンターに座りながら、マスターに「カキフライ定食」を頼んだ。
<粒の大きなカキフライをタルタルソースたっぷりで>
「美味しい!」
カキの料理で「カキフライ」が一番好きだ。
カリカリと揚ったパン粉の歯触りの次に、染み出るカキの風味。
「里伊のカキフライ」は大粒、もっと大きい日もある。
冬に、よく母がカキフライを作ってくれた。
パン粉にくるまれて、フライパンの中で踊る。
転がるうちに、美味しそうな狐色。次々菜箸に捕まれて皿の上に山になる。
子供の頃、
パン粉にくるまれて狐色に揚ると何でも美味しくなるものと、決め込んでいた。
あの頃の味の記憶
もっとあっさりとしていて醤油、ソースで食べたと想う。
そんなことを想い出しながらも、ご飯がすすむ。
「里伊」は、マスターが、家で寛ぐようにと「居酒屋」を「居酒家」と書く。
時々、昼に訪れる「里伊」
三陸の冬の味を満喫
食べ終えて、カウンターを立ちながら、「チューリップ」も食べたかったと想った。
だいぶ食欲も出て来たようだ。
道路は、久し振りの大雪で、真ん中が蒲鉾のように雪が盛り上がっている。
でも、なかなかに力強く雪を踏んでいる。